●鋤鼻器(じょびき)【ヤコブソン器官】
鋤鼻器は鼻腔(びこう)の下側にある空洞で、その内側にはにお匂いを感じることのできる嗅細胞が多量に存在しています。また鋤鼻器の一方は、鼻腔内に開口しています。
●鋤鼻神経
鋤鼻神経を介して鋤鼻器の嗅細胞が感じた匂いの刺激を嗅神経を経て嗅球に伝えます。
●嗅神経
嗅神経は嗅覚を司る純知覚性神経であり、鼻粘膜嗅部にある嗅細胞からの神経が集まったものです。
●嗅 球
嗅球は嗅覚系の中枢として機能する脳の重要な領域の一つです。嗅球は脳の先端部分に突出した部分で、人では退化傾向にありますが、イヌでは発達しています。
|