昨年に生まれたチュウゴクオオカミの仔7頭が4月7日で1歳を迎えます。一昨年に生まれた4頭と両親のチュンサン・ユジンも合わせて、13頭の大家族となっています。オオカミは成長が早いので、既にどれがどれだか見分けがつかないのが現状です。
実は、一昨年生まれの4頭には判別するために、耳の部分に切れ込みを入れて、元元(ゲンゲン♂)、萌萌(モンモン♀)、明明(ミンミン♀)、楽楽(ララ♀)という愛称もつけています。しかし、昨年の仔は数も多すぎて判別していません。でも、愛称だけは決めています。その由来が次のとおりです。
7頭の赤ちゃんのネーミングを考えるにあたり、「7」という数字にこだわってみました。熟慮の末、春の星空で目立ちやすく、世界各地で星座神話が作られている「北斗七星」から、愛称をつけました。
北斗七星を構成する星は次の7つで、@ドゥーべ、Aメラク、Bフェクダ、Cメグレス、Dアリオン、Eミザール、Fベネトナシュですが、それぞれを愛称らしく変えて、@ドゥドゥ、Aメラ、Bフェフェ、Cメグ、Dアリ、Eミザ、Fベネと名付けています。彼らの成長を写真で説明します。
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2010年5月、生後約1ヶ月。兄弟そろっての屋外展示。
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2010年6月、生後約2ヶ月。だんだんやんちゃになってきました。
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2010年10月、生後約半年。線は細いですが、体がしっかりしてきました。
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2011年1月、もうすぐ1歳。行動はまだまだ子供で、
何をするにも皆一緒です。
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2011年1月。顔つきも体も成獣に近くなりました。
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毎日、展示場を所狭しと走り回っています。10頭を超えるオオカミファミリーは迫力があります。是非、来園していただき、ご覧ください。
(撮影:三宅 正悟、文:西川 徹二) |