“鳥の楽園”では、毎年4〜7月にかけて飼育している鳥たちの繁殖行動(営巣、産卵、抱卵)がみられます。
ガンカモの仲間の多くは、捕食者たちから見つかりにくい場所に巣を作り、卵を抱くので観覧通路からは見えないことが多いのです。
それでは普段あまり見ることができない繁殖の記録写真をご覧いただきましょう。
(尾曽 芳之)
サカツラガン

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@ 岩や倒木のかげで枯れ葉を集めて営巣し5〜10個産卵します。 |

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キンクロハジロ

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B 倒木の隙間や草の繁みの中で営巣し6〜10個産卵します。
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マガモ

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D 岩や倒木のかげ、人工の巣穴で枯れ葉を集めて営巣します。羽色の地味な雌が抱卵していると、どこにいるのか分かりません。
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カリガネ

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F 飼育しているのは、1ペアだけで、産卵したことはあるのですが、ふ化には至りませんでした。
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オシドリ

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G カモの仲間では、珍しく木の上の巣箱や高い所の巣穴で産卵します。
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J ふ化したヒナは、巣箱から飛び降りて雌親について行きます。
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