お正月に合わせて爬虫類生態館(アイファー)でお手製カルタを作り、1月にカルタ大会を2回おこないました。青空の下の広いスペースで、A4サイズのBigカルタ大会を!と計画していたのですが、残念ながら強風や雨になってしまい、急きょ展示室内で実施することになりました。
動物のミニ知識満載の関西弁カルタを少しだけご紹介します。
(文:中島 野恵、写真:三宅 正悟)
「え」 こんな鮮やかな色目立つやん…?そんなことないで。
樹上性のこのヘビは、葉っぱの色にまぎれてカモフラージュされるんやで。夜行性やから、夜に活発になるねん。
「し」 「総排泄口(そうはいせつこう)」て言うねん。おしっこもうんこも卵も同じ穴から出すねんで。
案外しっぽは短いで。
「ち」 カメって怖い時首引っ込めると思うやろ。
タイマイとか、ワニガメとか、ひっこめられへんのもいるんやで。ちなみに、こうらの中に首引っ込めて隠すタイプと、長い首をこうらに沿って折りたたんで隠すタイプがあるねん(写真はニューギニアナガクビガメ)。
「は」 足が無いからヘビ?違うで。ヘビには無いまぶたと耳の穴があるから、トカゲってわかるで。
「わ」 水中に身を隠したまま、辺り見て、息吸って、音聞けるような顔のつくりになってんねん
。ワニの耳どこかわかる?目尻の辺りから後ろにまっすぐ伸びてる線あるやろ。そこが耳の穴やで。カバも同じような顔のつくりやで。