天王寺動物園では、公益財団法人JAC環境動物保護財団の助成(2,500,000円)を受け、夜行性動物舎内のレッサースローロリス展示場のリニューアル工事を実施します。工事に伴い、下記期間中、夜行性動物舎を一時休館します。
本工事は、レッサースローロリスの行動の多様化および繁殖を目的として実施するものです。樹上性であるレッサースローロリスが自然な行動を発揮できるよう渡木などを新たに設置するほか、ペアでの交流を促す移動用の穴の設置、適切な温度管理に向けた暖房設備の導入など、生活環境の向上を図ります。
工事が完了するまでの間、皆さまにはご不便・ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解とご協力を賜りますようお願いいたします。
1. 夜行性動物舎の休館期間について
休館期間:令和8年11月2日(月曜日・休園日)〜12月7日(月曜日・休園日)
※工事の進捗状況などにより、休館期間は変更となる場合があります。
※工事の準備に伴い、休館期間前であっても、夜行性動物舎内の動物が一部非展示となる場合があります。
2. 公益財団法人JAC環境動物保護財団について
動物保護とそれに伴う自然環境保護をおこなう団体への助成を通じて、人と動物の共存、ひいては自然環境の持続可能性に寄与すること、並びにその啓蒙に努めることで日本における動物および自然環境の保護に対する意識の向上に寄与すること、また、その取り組みを世界に発信していくことを目的とする財団です。令和8年度は10月現在、天王寺動物園を含め、131件の取り組みに助成をおこなっています。
3. レッサースローロリスについて
霊長目ロリス科 学名:Nycticebus pygmaeus 英名:Lesser Slow Loris
カンボジア、ベトナム、ラオス、中国などの森林や竹林に生息する、体長20cm前後、体重400g前後の小型の霊長類である。
夜行性で、暗闇でもよく見える大きな目が特徴。樹上で生活し、ゆっくりと枝から枝へ移動する雑食性で、主に樹液や樹皮、昆虫などを食べる。霊長類では珍しく、上腕部に毒をもち、後肢の第2指にある鉤爪状の爪をグルーミングなどに使用する。本種は国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストで絶滅危惧種(EN)、環境省のレッドリストで絶滅危惧ⅠB類に指定されており、公益社団法人日本動物園水族館協会(JAZA)では、国内動物園水族館での飼育個体全体を管理し、計画的に繁殖を進めている。
国内でのJAZA加盟動物園での飼育数は31頭(令和7年末時点)。



