当園は、社会教育施設として、地球上のあらゆる生き物が繋がりを持って
永続的に暮らせる「優しい」環境を実現するため、
生き物や環境の適切な知識・情報を「易しく」伝えていきます。
地球温暖化、生息地の開発などの環境問題で野生動物が暮らしにくくなっている現状について、
普段われわれが生活している中ではあまり感じることがありません。
多くの年代の方に気軽に訪れていただいている当園では、
これまでさまざまな取り組みを通じ、
野生生物や生物多様性の保全の重要性について学ぶ機会を提供しています。
今後より多くの方々に学んでいただき機会を増やす目的で、
2021年3月に新しい学習施設「TENNOJI ZOO MUSEUM」 (ミューズー) をオープンしました。
ミューズーでは、当園ならではの貴重な剥製や骨格標本の展示を常設しており、
講演会や企画展の開催など、今まで以上に学ぶ機会を提供していきます。
これらの取り組みを通して来園者の“関心”や “気づき”を育むことで、
「リサイクルに取り組もう」 「省エネの生活を心掛けてみよう」
「野生動物保護の為の募金活動に参加しよう」など、
ひとりひとりの小さな行動の変化を生みだし、
人にも動物にもやさしい、より暮らしやすい循環型社会の実現を目指します。
SDGsとは
SDGs とは、英語で「Sustainable Development Goals」の頭文字を取った略称で、2015年9月の国連サミットで採択された2016年から2030年までの国際目標です。持続可能な世界を実現するための17の目標から構成されています。