みなさんこんにちは
ブログのチェックありがとうございます
さっそくですが、剥製(はくせい)をご覧になったことありますか?
剥製とは、死亡した動物の皮を処理し、生きていた時の姿に近い状態で保存する標本の種類の1つです。
天王寺動物園は開園して100年を超えていますので、剥製も年代物が残っています。
この剥製のスマトラサイは、大正時代に天王寺動物園で飼育されていました。
ご年配の方のなかには、生きた姿をご覧になった方がいらっしゃるかもしれません。
現在、動物園で飼育しているライくんとサミアちゃんは、クロサイです。
このスマトラサイの剥製の皮がひびわれてきたので、修復できないかと思い、下調べのためレントゲン撮影を行いました。
スマトラサイの右側にある白い四角い箱が、ポータブルのレントゲン撮影装置です。
スマトラサイの奥側に、カセッテを立てています。
木材と釘と詰め物が写りました。
中身がわかりましたので、今後、適切な修復方法を考えます。
(何せ年代物なため、とれる手段にも制限があるのです。。。)