夜行性動物舎の非展示エリアの動物たち

夜行性動物舎には体調不良などで非展示エリアで暮らす動物たちがいます。

今回は、そんな動物たちのようすを紹介します

 

まずは、フサオネズミカンガルーのフーザブロウ

 

 

フーザブロウは2006年8月生まれの17歳。

国内のフサオネズミカンガルーでは最高齢です。

最近は寝る時間が多く、ごはんを食べる途中で寝ることも…

獣医さんの治療もしながら、ケアに努めています。

 

 

寝たきりにならないよう、少し運動してもらうようにもしています。

 

 

続いて、スローロリスのピー

 

 

ピーは2008年以前生まれ。(正確な年齢はわかりません。)

体調がすぐれないためにバックヤードで暮らしています。

ピーも寝ている時間が多いですが、最近はごはんを食べるようすも見られ、体重も少し増えてきました。

起きているときは、何かにつかまっていると安心するようで、届く範囲につかめるものを置いています。

 

(職員が近づくと顔を上げてくれることもあります。)

 

ケアが必要な動物たちのQOL(Quality of Life:生活の質)を維持するため、健康管理に努めることに加え、それぞれの動物たちが”やりたいこと”ができる環境を整えていきます。

 

夜行性動物舎では、フサオネズミカンガルーとスローロリスの展示は継続しています。
紹介した2頭以外に、それぞれ1頭ずつが暮らしています。

 

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