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寒くなってきましたが、みなさまお元気でしょうか?
季節の変わり目は動物たちが調子を崩しやすい時期です。
特に今年は急に寒くなってしまったせいか、以前から時々体調が悪くなって治療していた動物たちが再び調子を崩しはじめ、ご心配いただいている方もいらっしゃると思います。
フタコブラクダのジャックは、数日前からごはんへの反応があまりよくなく、歩くのもだるそうにしていて、体温が上がったり下がったり、食欲がある日やない日があったりです…
ごはんをまったく食べないというほどではないため、ごはんをあげながら採血をしたり皮下点滴や注射を行ったりしていますが、体調の波があります。
特に心配なのは、ミミナガヤギのミユキです。
高齢で、以前より子宮から出血したり液体がたまったりして治療をしていたのですが、ここ10日くらいの間にだんだん自分で立つのがむずかしくなってきました。
昨日までは食欲があり、座っていても職員が立たせるとよく歩いていましたが、今日は昨日までとようすが違い、朝から顔つきがよくありませんでした。
血液検査をしたところ、血糖値やミネラルの値など、いくつか異常がみられ、点滴や注射の準備をして向かった時点で座り込んでおり、意識も虚脱したようすでした。
点滴などの治療をして体をあたため、昼過ぎには顔を上げるようになりましたが、ときどき脱力してしまい、自力で立てるほどまでは回復はしていません。
動物たちが回復の方向に向かうように力を尽くしておりますので、動物たちを応援していただけたらと思います。