公金の紛失について

天王寺動物園で金庫に保管していた現金1,681円(※)が紛失していることが判明しました。このような事態を招いたことをお詫びするとともに、今後、再発防止に努めてまいります。

(※)動物園内で拾得した現金を警察署に届け、3か月経過後に警察署より受領し取得保管していた現金。

1 紛失した現金

金額 1,681円

2 事案の経緯
  • ・令和4年7月8日(金曜日)
  •  金庫で保管していた収入金を金融機関へ預入に行くため、金庫内から現金を取り出し、現金収入管理表と金額の確認を行ったところ、6月27日及び7月1日に警察署より受領した1,681円を保管していた封筒が紛失していることが判明。金庫室内及び執務室内を捜索したが、発見できなかった。
  • ・令和4年7月11日(月曜日)~令和4年7月14日(木曜日)
  •  再度、金庫室内及び執務室内を捜索するとともに、業務上、金庫室内に出入りする可能性のある職員への聞き取り調査を開始した。
  • ・令和4年7月15日(金曜日)
  •  執務室内の捜索や職員への聞き取り調査で現金を発見できなかったため、天王寺警察署に被害届を提出した。
3 紛失の原因

「地方独立行政法人天王寺動物園出納事務取扱要領(以下、要領という。)」において、「現金で収納したときは、その日又は翌日(翌日が休日の場合は翌営業日)のうちに金融機関等に預け入れなければならない。」と規定されているところ、収入金の金融機関への預入が月2~3回程度の運用としていた。

また、収入の都度、保管している現金と現金収入管理表との突合が日々行われていなかった。

さらに、現金を保管していた金庫内については、土日祝に収入した現金を当日出勤対応した職員が金庫内に一時保管し、金庫室にはユニフォームの在庫を保管するなど出納事務担当者以外が金庫の開錠や金庫室への出入りを行う機会があった。

4 再発防止策
  • ・収入金の金融機関への預入は、収入の当日又は翌日(翌日が休日の場合は翌営業日)に行うこととし、金庫内の保管現金を削減する。
  • ・出納事務担当者の使用する金庫と土日祝に収入した現金を一時保管する金庫を分け、土日祝に収入した現金は、出納事務担当者もしくは運営課職員のみが保管することとし、金庫使用者を限定する。
  • ・法人内職員に対して、本事案とともに公金の取り扱いについて周知するとともに、再発防止に向け万全を期すよう注意喚起を行う。
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