天王寺動物園のアムールトラの死亡について

天王寺動物園で飼育していたアムールトラのオスの風(ふう)が令和5年3月1日(水曜日)に死亡しました。

風(ふう)は、令和元年9月29日に秋田市大森山動物園で生まれ、令和3年3月16日に天王寺動物園へ移動してきました。

1月上旬より体調不良が見られ始め、麻酔下で検査をしたり、展示を見合わせて暖かい室内で過ごしてもらったりしていました。2月上旬には少しずつ体調が安定してきていましたが、2月下旬には再び食欲がなくなりました。3月1日の14時頃から鎮静をかけて補液処置を行い、完了後に覚醒を待っていたところ容体が急変し、獣医師による処置を行いましたが、同日16時20分に亡くなりました。死因は現在調査中です。

なお、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、献花台は設置しません。
また、風(ふう)の死亡により、当園で飼育しているアムールトラはいなくなりました。

【死亡したアムールトラのプロフィール】
愛称:風(ふう)
生年月日:令和元年9月29日
来園:令和3年3月16日 ブリーディングローン契約により来園

参考:アムールトラについて

ネコ目 ネコ科 学名:Panthera tigris altaica 英名:Amur tiger
シベリアや中国東部などアムール川流域といった森林地帯に生息しているトラ。世界最大のネコ科であるトラの中でも、最も体が大きい。ワシントン条約附属書Ⅰに該当。
国内での飼育数は26園館56頭(令和4年12月31日現在)
体重:オス180から350キログラム、メス100から170キログラム
飼育下寿命:約20から25年

ブリーディングローンについて

動物園同士が繁殖を目的として動物を貸し出し、あるいは借り入れする契約のこと。貸し出した動物の所有権を元の動物園に残したまま動物を移動させることができるので、希少動物の繁殖が活発に行えるメリットがあります。生まれた子どもの所有権については両者で協議することとなっています。

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