天王寺動物園のピューマの死亡について

お知らせ
DSC_3430

令和5年6月7日(水曜日)に天王寺動物園でメスのピューマ(愛称:マリー)が亡くなりました。

マリーは、平成19年5月25日に静岡市立日本平動物園で生まれ、愛媛県立とべ動物園へ繁殖のために移動した後、令和3年9月6日に天王寺動物園へ移動してきました。令和4年12月より体調不良が見られ始め、血液検査や投薬、補液等の治療を行っていました。体調や食欲にムラがあり、マリーの状態に合わせて展示を見合わせ、室内で過ごしてもらったりしていました。令和5年6月5日には起立することも難しく、麻酔下で処置を行いました。本日令和5年6月7日の開園前に飼育員がマリーの様子を確認したところ横たわっていたため、獣医師が確認したところ、9時10分に死亡を確認しました。また、マリーの死亡により、当園で飼育しているピューマはいなくなりました。

〔死亡したマリーのプロフィール〕
愛称:マリー
生年月日:平成19年(2007年)5月25日 静岡市立日本平動物園(静岡県)生まれ
来園:令和3年(2021年)9月6日 来園
福山動物園で飼育されている個体と並び、国内最高齢(16歳)

令和3年(2021年)10月9日撮影

 

〔参考〕ピューマについて
ネコ目ネコ科 学名:Puma concolor 英名:Puma
ピューマはカナダ南部から南アメリカの森林に生息する。
寒冷地から砂漠までさまざまな環境に生息し、広大な行動圏を持ち、一晩で数十kmも移動する。
視覚がもっとも発達し、聴覚もきわめて鋭い。

国内での飼育数は8園館14頭(オス6・メス8)(令和4年12月31日現在)
体長(頭胴長):約1~1.8m
体重約:30~100kg

タイトルとURLをコピーしました