皆さま、こんにちは、とても暑い日が続いていますね。
今回は、ゾウ達のために寄贈いただいた、季節を感じるプレゼントについてご紹介します。
それはトウモロコシの茎!
兵庫県豊岡市但東町でトウモロコシを栽培されている「有限会社あした」さまより、トウモロコシ収穫後の茎をいただきました!種類はシルクコーン、絹のような白い実が特徴で一粒一粒の甘みが大変強い品種です。
収穫後とはいっても結構実が残っています。それは…
ご存じの方もいらっしゃると思いますが、トウモロコシはヒゲの一本一本が雌しべで、実の一つ一つにつながっています。茎のてっぺんの雄しべから受粉しやすい上の方の実(一番果)がぎっしりと膨らんだ実になり出荷に向き、下の方(二番果)は実のふくらみがまばらになったりするので、商品価値が低いそうです。
マレーシアスタッフからはトウモロコシの茎はゾウも喜んで食べると聞いており、収穫に伺うこの日を当園スタッフも楽しみにしておりました。
収穫の終わった茎を刈り払い機を使ってブイーンと刈取り

ハイエースに一杯詰め込んで

「有限会社あした」って?
農業生産法人「あした」は、兵庫県豊岡市但東町で、平成16年よりこだわりの農業をしています。
なんといっても緑豊かな自然に恵まれたこの但東町で、食の安全と環境への配慮を重視して、お米をはじめ、様々な農作物(ピーマン、小豆、山うど、トウモロコシ、有機ニンジン、チューリップ球根等)を心をこめて育てています。きれいな水と山里の昼夜の温度差、肥料には「鶏ふん」や「牛ふん堆肥」等、地域の資源を利用し、安全・安心・美味しい・生産者の顔の見えるお米や農作物作りがモットーです。
🐘 ゾウたちの反応は…
収穫後に園に帰ってすぐにゾウたちへプレゼントすると、茎にまだ残っている実(二番果)を先にとって、茎はパキッといい音を立てて折ったり振り回したりしながら、ムシャムシャと食べていきます!アモイは実の皮を自分でむいてから先に実を食べるようなこともしていました。
次の日以降は、3頭はそれぞれに
クラッはお気に入りの茎を牙にはさみ、ダラは他の2頭よりも入念に実を探し、アモイはダラに茎を取られないように前足のわきに挟んで確保するという三者三様の楽しみ方をしていました。





茎をつかんだものの、迷って先に実をとるクラッ
後から全部食べてしまうのに、好きなものから食べたいんだよね~![]()
🌱 繋がりが育む「動物たちの幸せ」
普段お店で出回ることのないトウモロコシの茎。いつも食べているものとは違う香りや食感に触れることは、ゾウたちにとって素晴らしい環境エンリッチメント(生活の質の向上)に繋がります。
他の動物たちにも季節の果物が入荷されることが多いのですが、体重が何トンもあるゾウのおなかを満たすのは並大抵の量ではありません。通常だと収穫後は畑にすき込んでしまう茎ですが、季節感があって生活が豊かになる今回のようなプレゼントに職員一同、感謝の気持ちでいっぱいです。
有限会社あしたさま、提携農場の皆さま、本当にありがとうございました!!
![]()


