ナベヅルの卵を回収しました 2017.06.01天王寺動物園は今日もいい天気ご来園のみなさまありがとうございましたブログチェックのみなさまありがとうございます4月19日と20日に産卵し、ずっと抱卵を続けてきたナベヅルのコハル(♀)とアカツキ(♂)。雨の日も暑さの厳しい日も大勢のお客様が見つめる日も、ペアで大切に卵を育んできました。孵化予定日数の30日を越えてもヒナは生まれません。数日遅れて孵化した例もあるし、ペアも卵を大切に守り続けることから、もうしばらく様子を見ることに。しかし40日を越え、孵化の可能性がないこと、そしてペアの負担も考慮し、41日目となる5月29日に卵を取り上げました。卵を軽く振るとチャポチャポ音がします。無精卵だったようです。とても残念でした。無精卵とはいえ、2個の卵を片時も離れず40日以上も大切に育んでくれたコハルとアカツキ。本当にありがとう。そして負担をかけました。2羽の努力が無駄にならないよう私たちも努力し、またいつの日か、カワイイヒナに会えることを楽しみにしています。