アーク父ちゃんのイギリス生活

みなさんこんにちは　飼育スタッフです
いつもブログをご覧いただきありがとうございます

さて今回は、先日、イギリスのロングリートサファリパークへお引越ししたコアラのアークについて、
同行スタッフから報告のあった内容をみなさまにもお知らせしたいと思います。

イギリスへ到着したアークはというと、最初は慣れない環境に戸惑っているようで、
なかなかユーカリに手を伸ばしてくれず、餌の摂取量が足りませんでした。
辛うじて、ロバスタという種類のユーカリは食べてくれましたが、そのほかに手が伸びません

このままでは、体重が減ってしまう。

ということで、何とか必要な量を食べてもらうために、現地ロングリートのスタッフと当園からの同行スタッフとで協力し、

ハンドフィーディング（アークの口元へ餌をもっていって食べてもらうこと）や特製ユーカリジュースを作ってもらっていたそうです。

もう少しアークの状態を確認したかったため、同行スタッフの滞在を予定より２日間延長して対応しておりました。

その甲斐もあってか、アークも少しずつ落ち着いてくれて、日が経つにつれて、徐々に食べてくれるユーカリの種類、自ら摂餌をしてくれる時間がともに増えてきました。

その様子を確認し、この度当園同行スタッフの帰国を決定いたしました。

現地のスタッフはとても頼もしいチームで、アーク父ちゃんのことを今後しっかりとケアしてくれると思います！

しかし、私たちも日本からできることをまだまだやるつもりです。

アーク父ちゃんを応援すべく、現地スタッフと連絡を密に取り合い、必要があればユーカリを送るなどのサポートをしたいと考えております。