みなさんこんにちは
いつもブログチェックありがとうございます
ある日、アフリカサバンナゾーンのバックヤードに荷物を取りに行ったときのことです。
お邪魔しまーす!と、入って用事をしていると、何やら背後に視線を感じます
恐る恐るふりかえってみると…
わぁっっ!!
なーんや、ハルカスか!!
えっ?!待って首短くない???
実は、キリンのハルカスは少し神経質な性格で、いろんなものにすぐ不信感を抱きがち…
不審者を発見すると首を水平にしてじーっと見つめてきます
担当者以外は基本、不審者認定されてしまうので、困りものです
ちょっとしたら、
なーんや、あんたやったか!!と、言わんばかりに首が元の位置に戻りましたとさ。笑
ちょくちょくキリン舎には顔を出してるのに、そろそろ覚えてよー
と、切ない気持ちになる私なのでした笑
そんな、ハルカスも今はお腹に仔どもを抱える妊婦さん。
胎動も定期的に確認され、お腹の中で仔どもは元気に育っているようです
当初、ニュース等で1月に出産予定としておりましたが、オスの幸弥の発情が最後に見られた発情期が繁殖成功の本命だったようで、予定日を春以降と訂正させていただきます。
とは言っても、もういつ出産の兆候が現れてもおかしくありません。
これまでに職員で何度もミーティングを繰り返し、産室の床は半年以上前から木くずなどでふかふかに整えております。
また、キリンの出産経験のある他園の方にも産室を見てもらいアドバイスをいただくなど、できる限りの準備をして出産の兆候を待っているところです。
こういうとき、職員としては、楽しみな気持ちよりも何せ不安が大きいです。
どんな動物でもそうですが、準備をどれだけしても、いざ本番何が起こるか分かりません。
いろんな想定はしていますが、今はひたすら、とにかく無事に生まれてきてやぁ。と、キリン舎には関係者がお参りして来たたくさんの安産守りやお札がぶら下がっております(>人<)
出産が近づいた際には、ハルカスを屋内の産室(兼寝室)に入れるなどして、突然ご覧いただけなくなることがあると思います。
その際には、キリンの屋内展示室も開放しない予定です。
その際には、キリンの屋内展示室も開放しない予定です。
みなさまも、期待や不安など、様々な気持ちでお待ちいただいているかと思いますが、どうぞ暖かい目で見守っていただければと思っております。
ここからも、刻一刻と状況は変化していくと思いますので、
情報の錯綜を防ぐため、これ以降はハルカスの出産情報については、一度クローズにさせていただきたいと思っております。
「無事に生まれました」と発表できるように全力を注いでいくつもりですので、みなさまどうかご理解ください。
それでは最後に、担当者が撮影してくれた貴重なキリンの胎動の様子をご覧ください。
このまま順調にいきますように。
一緒に頑張ろうね、ハルカス
幸弥もね