ライオンのインプラント処置をしました

みなさんこんにちは

街はクリスマスの飾りつけになり、年末は時間の流れがとても早く感じますね

 

そんな街と切り離されたような先日の休園日に、ライオンのインプラント処置を行いました。

 

インプラントなんていうと、ライオンの歯を人工のものにしちゃうの?

いえいえ、「インプラント」は歯の他にも「体内に埋め込まれる物」を意味するのです。

じゃあ、歯じゃなかったら、何を埋め込むの?どこに?ということですが‥‥‥

簡単にいうと

長い間、薬剤(ホルモン)を体の中に出してくれる塊(ゴムのような質感の
直径4
mm長さ3cmほどのもの)を首の背中側に、少し皮膚を切って皮下に埋め込みます。

この薬品は、繁殖を制限するもので、メスのホルモン周期をとめる役割をしています。

2年ごとに処置をしているので、前回埋め込んだものを今回の新しいものに交換します。
 

小手術といったようなものになるので、ライオンのような猛獣では麻酔は欠かせません。

「麻酔銃に緊張」というよりも、これからやるぞやるぞーな雰囲気の複数の獣医に見つめられ、
大変不安そうな様子の先発ルナ。(午前ルナ、午後モナカで行いました

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「やられたぁー」なルナ。
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効きが良くすぐに横になってしまいましたが、そのあとはイビキをかいていました
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処置中も目を開けて寝ていました。カオ怖いよ

これも麻酔をかける貴重な機会なので、歯科検診、採血、ワクチン、爪切りなどやれることを色々とやってしまいます。起きたら爪が短くなっていてあれ?と思っているかもしれません。

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そしてモナカファンの方、ごめんなさい。

ここまでの写真はルナです    
後半処置を交代したのでモナカは最後の一枚。

おでこのシワを楽しんでくださいDSC_0248

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