キーウィへの給餌

みなさん、こんにちは

天王寺動物園では、ジュン(オス)とプクヌイ(メス)の2羽のキーウィが暮らしています
野生のキーウィは、長いくちばしを地面に突き刺してミミズや昆虫などを捕まえて食べています。
天王寺動物園では牛の心臓肉を細長く切ったものなどを与えていてジュンは食べてくれるのですが、プクヌイがあまり食べません。
そのため、プクヌイにはかわりにコオロギやジャンボミルワームを与えています。
(写真は、ジュン)
ジュン

そんなプクヌイの体重が最近落ちてきてしまったため、11月中旬から強制給餌を行っています。
(「強制給餌」はエサをうまく飲みこめないペットにも行う方法で、人が動物の口にエサを入れて食べさせることによって、動物が体力をつけ、自発的に食べられるようになることを目指します
まず体重測定をして、プクヌイの状態を確認し。。。
プクヌイ体重測定
前日より体重はすこし戻っていましたが、もとの体重よりは軽かったため、キャットフードやサプリメントなどをミックスした流動食をプクヌイにあたえました。
プクヌイ強制給餌
これからますます寒い時期になっていきますので、プクヌイが少しでも体重を戻せるよう考えていきます。
(動物園内で甲虫の幼虫やミミズを採ってきたりもしています)
どうぞあたたかく見守ってください
お疲れさま、プクヌイ。
プクヌイ

~プクヌイの流動食の作り方~
材料
エサの材料
すべての材料をミキサーにかけます(水は複数回に分けて加えます)
材料をミキサーにかけます
大きめの注射器に取り分け、冷蔵庫で保存します
注射器に入れます
プクヌイに与える前に、湯煎で温めます

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