ウサギのウータンが亡くなりました。

ウサギのウータン(メス)が、本日1月8日に亡くなりました。

図1

ここ1年ほどは、天王寺動物園で暮らす2頭のためにさまざまな工夫をしていて、生活環境が良くなるように取り組んでいました。

図2
(土を耕し、芝生を植えました。)

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(この夏には草が伸び、その中をウサギたちが走りまわっていました。)

図3
(ごはんの与え方も工夫し、退屈しないような環境を心掛けました。)

今年の冬を乗り切るために、ヒーターマットや投光器を設置したり、風よけのシートをはったりしていました。
ここ数日は寒さが一気に厳しくなり、よりウサギたちの状態を注視していましたが、残念な結果となってしまいました。

解剖検査の結果、肺に膿がたまっており、呼吸不全であったと考えています。
肺のようすから、徐々に膿がたまっていったものと考えられますが、ごはんも食べていることを確認していて、前日まで元気で暮らしていました。

もう1頭のトトも高齢であることから、防寒のため、しばらくの間は屋内で暮らしてもらう予定です。
当面はウサギをご覧になれませんが、気候が穏やかになるまで、しばらくお待ち願います。

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