みなさん、こんにちは。
7月に仲間入りした2頭のワラビー(チョコとミントと名付けられました)たちの情報です。
最近では屋外で悠々と草を食んでいるようすも見られているチョコのおなかですが…
ワラビーは”有袋類”と呼ばれる種類で、文字通りおなかに『袋が有る種類』です。
この袋の中には赤ちゃんを育てるためのおっぱいがあります。
(そのため、オスは袋を持っていません。)
チョコの袋が大きくなってきていることは以前から確認していたのですが、1月20日におなかから赤ちゃんが顔を出しているすがたを確認しました
アカクビワラビーをはじめとするカンガルー類は、ひとの指先ほどの未熟な赤ちゃんを生みます。
生まれた赤ちゃんはすぐにおなかをよじ登り、自力でお母さんの袋の中まで入るんです
ワラビーの一生でもっとも長い旅とも言われています
そんな長旅を終えた赤ちゃんは袋の中でスクスク育ちます。
昨年の7月にオランダからやってきたチョコとミントはメスなので、お父さんはオランダでいっしょに暮していたワラビーとなりますが、お父さんが子育てに参加することはありません。
私たちも、ただただチョコの子育てを見守っています。
もう少し暖かくなってきたら、袋から出て、跳ね回るすがたが見られると思います。