みなさんこんにちは
本日もブログのチェックありがとうございます
さて、毎年4月19日は「飼育の日」と呼ばれ
日本動物園水族館協会に加盟している動物園や水族館がイベントを開催して賑わっています。
今年の天王寺動物園はというと・・
・・・
・・・
なにもしていないじゃないか・・・(;^ω^)
ということで、せめて本日4月21日を飼育の日(+2日)ということにして
園内の出来事を紹介していきます
きっと名前は知っているはずです
正解は~
ドクダミ
でした!!
園内に自生しているので、あちらこちらで見かけます。
最近、ある動物にこのドクダミを与えているということで
獣舎にお邪魔してきました
やってきたのは旧コアラ館
(現在はコアラの飼育は行っていません)
マーラ、ワラビー、アルダブラゾウガメが飼育・展示されています。
↑暖かくなってきて屋外放飼中のゾウガメ
↑マーラのムギちゃん(オス)
↑もぐもぐ中のワラビー(左ミント、右チョコ)
そう、ワラビー🦘です。
実はカンガルーの仲間によく見られる
顎の骨が化膿して腫れる病気、「カンガルー病」という病気に、このドクダミが効果があるかもしれない…と言われています。
Q.カンガルー病とは??
食べ物が歯茎に詰まったり、口の中の傷や虫歯・歯周病から細菌に感染する病気。悪化すると細菌が血液を通して全身に広がって敗血症を起こす可能性もあります。
天王寺動物園で飼育中のワラビー3頭(赤ちゃん含む)のうち、
チョコにカンガルー病の可能性があることが分かりました。
今まではドクダミの漢方をペレットに混ぜて与えていましたが、生草のほうがよく嚙んで患部にも成分が行き届きやすいだろう、ということで1週間程前からいつもの餌にプラスして与えています。
↑ドクダミを食べるチョコ
夕方の餌の時間、いつも一番にチョコが食べ始めます。
ペレット→サツマイモ→草系の順に食べることが多く、生のドクダミも問題なく食べてくれています。
チョコのお腹の袋から顔を出した赤ちゃんも一緒に食べていました
今は50g/日を目安に与えていて、様子を見ながら調整していきます!
ちなみに、このドクダミは花が咲いた頃が最も効果があるそうです。
花が咲くのは6月~7月頃、もう少し先ですね。
また花が咲いた頃にブログにアップしますね
お楽しみに