飼育係のダンボール日記

ジャガー

みなさまこんにちは。

本日もスタッフブログをご覧いただき、ありがとうございます。

ジャガー舎に来ると、他の動物舎にはない、ひときわ目を引く掲示物があります。

いたるところに貼られたダンボール。よく見ると、ジャガー担当飼育員からの情報が手書きで書かれています。でもどうしてダンボールなんだろう。担当飼育員に聞いてみました。

まずは目に入りやすいから。確かにパソコンで印刷し、ラミネートされた掲示物が世間にあふれる現在、手書きの説明は目を引きます。しかもダンボールだなんて…。

また、書いてある情報はどんどん更新されます。その度に新しい用紙やラミネートフィルムをたくさん使ってしまうのはもったいないとのこと。また、思い立ったら飼育現場で迅速に作れるので、事務所に行ってパソコンで製作する手間と時間もかかりません。

担当飼育員が現場で見つけたジャガーの情報を、すぐに来園者のみなさまに伝えられるから。そんな思いで作成されているのです。

飼料の納品に使用される大量のダンボール。このダンボールが動物園では、動物たちの遊具や簡易ベッド、時には輸送箱としてなど、様々な用途に使用されます。

ジャガー担当飼育員のダンボール日記は、見るたびに内容も形状も掲示数も変化しています。

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