きたる2月10日(月・休園日)と2月11日(火)、全国の動物園・水族館のスタッフが天王寺動物園に集まります
天王寺動物園も加盟する日本動物園水族館協会の開催で、全国からエンリッチメントを学びにきます。
(ご存知の方も多いと思いますが)エンリッチメントとは、飼育されている動物の暮らしがより良くなるための工夫です。
たとえば・・・
落ち葉を入れて、中を探索してもらったり、
オオカミにヒツジの毛を入れてみたり、
カップに入れたおやつをたぐり寄せてもらったり。
単調な環境にならないよう、さまざまな変化を提供しながら、動物のいきいきとした行動を引き出します。
天王寺動物園でも飼育員のアイデアでいろいろ工夫していますが、今回は全国の動物園・水族館のスタッフ40名弱が、天王寺動物園の動物たちのためにエンリッチメントを考え、作製し、設置までおこないます。
対象動物はこの7種です。
クロサイ(アフリカサバンナゾーン)
ジャガー(ジャガー舎)
シシオザル(サル・ヒヒ舎)
カニクイザル(サル・ヒヒ舎)
ヒツジ(ふれんどしっぷガーデン)
カリフォルニアアシカ(アシカワーフ)
チュウゴクオオカミ(オオカミ舎)
ジャガー(ジャガー舎)
シシオザル(サル・ヒヒ舎)
カニクイザル(サル・ヒヒ舎)
ヒツジ(ふれんどしっぷガーデン)
カリフォルニアアシカ(アシカワーフ)
チュウゴクオオカミ(オオカミ舎)
※動物の状態等によって、対象動物が変更となる場合があります。
2月10日の初日(休園日)は座学と対象動物の行動観察の後、エンリッチメントの計画を立てます。
翌11日の午前中はエンリッチメントアイテムを作製し、午後から展示場に設置予定です。
また(参加者に余裕があれば)展示場前で作製したエンリッチメントアイテムについて解説してもらいます。
エンリッチメントアイテムの設置や解説は作業の進み具合次第となるので、何時におこなうかはわかりません。
しかし、2月11日の午後に対象動物の展示場をご覧いただくと、プロたちがつくったアイテムと、それで遊んでいる(かもしれない)動物たちをご覧いただけると思います。
どんなエンリッチメントアイテムが完成したのかは後日、こちらのブログで報告しますね。
(開催に向け、絶賛準備中…)