日本の自然にふたつのカメ池

みなさんこんにちは。

今日も天王寺動物園のスタッフブログをご覧いただきありがとうございます。

爬虫類生態館IFAR(アイファー)には「日本の自然」というエリアがあります。
ここにはカメたちが暮らす水槽が二か所あります。

 

まずはこちら。

「日本石亀の里 モウリミスジャポニカ川」と名付けられたこちらは、ニホンイシガメたちが生息する里山のきれいな小川を再現しています。以前は私たちの近くで当たり前のように見られた環境が、近年どんどん少なくなっています。

 

そしてこちらは「池沼」という水槽。

こちらは近年私たちの身近で見られる水辺を再現しています。都市化や環境の変化についていけないニホンイシガメは姿を消し、代わりに繫栄するのはミシシッピアカミミガメやクサガメ、コイなど、人が連れてきて野外に放った外来種たちです。

一見豊かに見える自然には今、人知れず色々な変化が起きているのです。

そんな人間による環境の変化の影響を受けているニホンイシガメの現状を、和亀保護の会代表の西堀智子氏にお話いただきます。


  • ・内容:関西のカメ事情〜イシガメの楽園はもうないの?〜
    ・開催日時:令和7年2月24日(祝月)13:30~14:30
    ・開催場所:動物園内 TENNOJI ZOO MUSEUMだいしんワクワクホール
  • ・定員70名(先着順)
    ・参加費無料(別途入園料は必要です)

みなさまのお越しをお待ちしています。

タイトルとURLをコピーしました