イヌワシの仮親作戦について続報です。
(前回の内容はコチラ→イヌワシの仮親作戦②|地方独立行政法人天王寺動物園)
前回のブログでヒナ2羽の誕生をお知らせしましたが、今月16日頃から1羽しか観察できていませんでした。
21日に巣をのぞいたところ、1羽の死亡を確認しました。
巣の周りには食べ切れてない肉がいくつか残っていたことから、食べ物は足りていたようです。
前回のブログでも紹介したとおり、後にフ化したヒナが生き残るのは難しいのかもしれません。
一方で、もう1羽はすくすく成長しています。

4月17日撮影。巣から頭を出している様子。

4月21日撮影。どんどん大きくなっています。
アクティブな性格なのか、巣から出てよく歩いています。
そんなヒナが心配なのか、姫神(母親)はいつもヒナのそばにいて、あまり遠くに行かないように壁になっています。
ヒナがどこにいるか分からない時は、姫神の足元に注目してみてください。
タイミングにもよりますが、ヒナが頭を上げていると園路からも見ることができます。
鳴き声も大きくなってきたので、目で見えない時は耳でもヒナを探してみてください。