チンパンジーベースでの暮らし

最近は仮チンパンジー舎での暮らし(レックス、ナナコ、マリリン)を紹介することが多かったですが、今回はリニューアル後のチンパンジーベースでの暮らし(リッキー、ミナミ、プテリ、レモン)をお伝えします。

今回は1日の暮らしの一部、お食事編を紹介したいと思います。

チンパンジーベースでは採食時間や回数を増やすために基本的に(動物の体調や天候等により変更あり)1日4〜5回給餌しています。

1回目は、朝一に健康状態を確認してから放飼するのですが、放飼場には青草、枝葉、ペレットをあちこちにセットし、擬木の穴に落花生を隠したりしています。

⇩オヤツを探すチンパンジーたち

⇩ミナミにバレないようにこっそり食べるプテリ

⇩青草を集めるリッキー

⇩人工アリ塚を使うレモン

そこから飼育員はせっせと清掃時間です。清掃後は調餌時間なのですが、寝室を開放しているので餌の準備してる間に戻って来ていると寝室から視線を感じます。

⇩おやつを待つミナミ

準備ができたら11時台に2回目の食事、13時か14時台に3回目の食事、15時30分に寝室に帰ってもらい4回目の食事です。チンパンジーの力関係でエサを食べる量が不平等にならないようにそれぞれ寝室で給餌して、健康状態の確認や投薬等を行っています。
寝室での食事を終えてから16時頃にチンパンジールームに移動します。
(この15時30分〜16時頃の約30分間は申し訳ありませんがチンパンジーをご覧いただくことができません)

ここで5回目の食事です。枝葉や野菜をメインにあちこちにセットしています。

⇩ここでもミナミにバレないようにドンゴロス(麻袋)の中のオヤツを食べるプテリ

⇩消防ホースのフィーダーからオヤツを取るミナミ

という感じで、皆さまにオススメしたい観察時間は全ての時間ではありますが、特に開園直後と16時のチンパンジールーム開館直後がオススメです

閉園直前の皆のベッド作りを見るのもオススメです!

それぞれ個性がありますので、是非会いにきて下さい。

モチベーションアップや改善点のヒントになるので、チンパンジーベースでの暮らしをご覧になった方は是非コメントでの感想をお待ちしております

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