みなさんこんにちは
ブログのチェックありがとうございます
今日は久しぶりに登場☆
旧コアラ館の色々な取り組みについてお知らせします(*^_^*)
4月から担当飼育員さんが体重測定を目標としたトレーニングを開始していましたが、
約2か月経過した現在の進捗はというと、、、
じゃじゃーん!!(トレーニング用のホイッスルを吹いているのでマスクは外しています)
(光で見えづらいですが、、、)
見事、体重測定に成功
成功までの道のりはこんな感じです↓↓
遠くにいるムギに餌を投げて、少しずつムギから人の近くに寄ってきてもらう
↓クリア
人の近くで落ち着いていられる時間を延ばす
↓クリア
ターゲットをムギから見える位置において餌をあげる
↓クリア
ターゲットに鼻先を付けたら餌をあげることを繰り返して、ムギからターゲットにタッチしてもらう
↓クリア
ターゲットを離れた位置に出してムギにタッチしにきてもらう
↓クリア
ターゲットで体重計のほうへ誘導、乗ってもらう
↓クリア
体重計に乗ったままじっとする(完成)
私が4月に初めてムギに会ったときは、人が近くにいると警戒して逃げ出してしまうほど神経質でしたが、今では人が来ると呼ばなくてもムギから駆け寄ってくるほどに
嫌々やっているのではなく、動物から率先してトレーニングに参加してくれているのが分かります
担当者からは、「体重計の上ではまだ警戒気味なので、体重計に乗っても落ち着いていられることが目標」とのことです
↓動画でもご覧ください
他にも、、、
ムギと一緒に暮らしているアルダブラゾウガメのナックルとカーブ(最近名前がつきました)
以前は屋内展示場に帰らない時は、飼育員が2人がかりで運んでいましたが、好物の枝葉で誘導して自分で歩いて帰ってもらうようにしています
かなーり時間がかかるので、急いでいる時はまだ運んでいますが
自分で歩いてくれると運動にもなりますし、飼育員の腰も守られます(笑)
こうやって屋内展示場に帰って餌を食べるのですが、ここにも一工夫
今までは下に餌を置いているだけでしたが、上の方にも餌を取り付けました。
自然界では少し高い所にある枝葉も食べているので、その採食方法を再現しようという取り組みです
カーブは前脚が浮くほど夢中で食べていました
屋内展示場にはこんなものも、、、
いつかのブログのおまけで告知していた土の山です。
「ムギ」が登ったり、土を掘ったりできるようにと担当者が土入れの時に作りました
見に行くたびに高くなっていく山ですが、朝見ると「ムギ」の足跡や土を掘ったであろう痕跡、そして飼育員も予想外のアルダブラゾウガメの足跡までありました
そんなこんなで、旧コアラ館はどんどん進化しております
動物園が開園したらぜひ見に来てくださいね~
( 動物たちは日中は屋外展示場に出ていて夕方に屋内展示場に戻ります。屋内展示場に戻る時間は日によって差があり、上の動画や写真のような採食中の様子をご覧いただけない場合もあります。予めご了承ください。)
おまけ
カメを屋内展示場に誘導中の一コマ
一足先に帰っていたムギが出てきて一緒に葉を食べ始めました