天王寺動物園のツルたち

ツル舎

みなさんこんにちは

今回のブログのテーマはずばり「ツル」!

天王寺動物園、ツルの飼育種類が日本の動物園の中でもトップクラスに多いのです!!

7種類いるツルのほとんどをオスメスのペアで飼育しています

普段さらーーーっと通り過ぎる方も多いツル舎ですが、とても迫力があって凛々しくて美しいのです!!
そんなツルたちを、写真と飼育員のエピソードとともに紹介いきたいと思います

まずは、ソデグロヅル

全身はほとんど白色ですが翼の先が黒色なので「袖黒(ソデグロ)」という名前がついたと言われています。主な生息地はシベリアですが、中国やインドに渡って越冬します。日本にも迷鳥として飛来してくることがあります。

オスのシズオ

元々メスとペアで飼育していましたが、とっても大人しいペアだったためシズオという名前になりました。

ちなみに、ペアだったメスはすでに亡くなっているのですが、「シズカ」という名前でした

飼育員さんによると、、、

掃除の際、扉を開けると近くで待っていますがアジを投げると拾ってプールまで持っていきます。見た目は少し怖いかもしれませんが、アジを持っていく姿は可愛いです

とのこと!凛々しいお顔ですが可愛い一面もあるんですね

オスのオーレ

以前天王寺動物園で飼育していた「レオ」というライオンがが亡くなった日に生まれたため、レオから名前をもらってオーレという名前になりました。オーレは片羽が裏返った形をしており、見分けやすいと思います。

メスのパルナス

生息地がシベリアであるため、かつて関西にあったロシア菓子店の名前から命名されました

続いてはタンチョウ

ツルと聞いてタンチョウを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか

そんな日本人に馴染みのあるタンチョウは、日本で繁殖する唯一の野生のツルで、絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定されています。

主に北海道東部の湿原に生息していて、越冬期にはほとんどの個体が釧路湿原に集まるんだとか!

天王寺動物園では2羽のタンチョウを飼育しています。

オスのダンキチ

繁殖期、メスのサツキと飼育員の間に立ちはだかる姿から、男らしいカッコいい名前をつけたい!ということで、ダンキチになったそうです

メスのサツキ

飼育員さんによると、、、

アジの眼が好きだいたい眼から食べ始めます!!

とのことでした

細かいですが、個体によって好物や食べ方も違うのでぜひ観察してみてくださいね

そしてオオヅル

名前の通り大きい!!

全長は約150㎝にもなり、ツルの中で最も大きいと言われています

オオヅルも絶滅危惧種Ⅱ類(VU)に指定されており、東南アジアを中心にパキスタンやインド北部に生息、最近ではオーストラリア北東部にも分布を広げています。

天王寺動物園では2羽のオオヅルを飼育しており、美男美女!!と飼育員の間で囁かれています、、、(笑)

オス

確かに凛々しい!特に目つき!

かっこいいのは見た目だけではありません

↓こちらの動画をご覧ください

何をしているのかというと、、、

餌のジャンボミルワームをわざわざメスにプレゼントするのです

なんだかほっこりするシーンですよね見られた方はラッキーです

続いてメス

オスと比べると目がくりっとしています

パッと見ただけでは同じ顔に見えるかもしれませんが、よーく観察してみるとそれぞれの特徴が発見できますよ

皆さんもツルマスター(!?)目指して、天王寺動物園のツルたちを観察してみてくださいね

天王寺動物園のツルたち、まだまだ続きますが長くなるので今日はこのあたりで

次回もお楽しみに

おまけ

アジ待ちのシズオ

 

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