ブログをご覧いただきありがとうございます。
本日はフンボルトペンギンの雛の近況をご報告します。
最初に残念なお知らせとなりますが、営巣地で育っていた2羽の雛が今月亡くなりました。
すくすくと成長をしていたものの、初めて子育てするペアであったこともあり、このような結果となってしまいました。
担当者としても胸が痛いのですが、今年は亡くなった2羽を含め計5羽の雛が誕生しており、現在は営巣地に1羽、バックヤードに2羽の雛が暮らしています。
こちらの3羽の雛には無事に育ってもらえるように観察を続けています。
営巣地にいる1羽ですが、先日巣の外に出ている姿が確認できました。

営巣地の巣穴から出てきた雛の姿
開園中の出来事でしたので、みなさんもタイミングが合えば直接雛を観察できるかもしれません![]()
親鳥と比較するとまだまだ小さいのがわかります。
生後1ヶ月程度まで続けていた体重測定も、しばらく実施していませんでしたが、恐らく2kgは超えていると思います。
そして、つい最近の雛はこちら

親鳥が餌を食べるためにプールに向かい、巣から離れたときにこっそりと撮影しました![]()
この写真を撮影した際は、雛は頭を下げ、首を振っていました。
一見可愛らしい行動に思えますが、実はこれは威嚇行動です。
「威嚇させるのはかわいそう!」と思われるかもしれませんが、私達も同じように申し訳ない気持ちです![]()
しかし、親鳥が離れている間に雛を直接観察し、怪我などの異常がないか確認をすることも、雛に元気に育ってもらうためには必要な作業です。
また、この威嚇がしっかりできているかどうかも、確認するべき事項の1つです。
実は、ペンギン達は他に巣の候補が沢山あっても、他のペンギンが抱卵や育雛をしている巣を乗っ取ってしまうことがあります。
そのため、雛が自分の身を守るために親鳥以外にしっかり威嚇や反撃をできるかを確認することは、無事に成長していくためには重要な項目になります。
特に営巣地では巣を定期的の替えるペアもいるので注意が必要です。
私達が観察中に両親がともに巣から離れてしまっている場合は、どちらかの親鳥が戻って来るまで離れたところから雛の様子を見守っています。
今はまだ観覧通路から雛の姿を確認するのは難しいかもしれませんが、元気に成長してみなさんの前に姿を見せるようになるその時を楽しみにしていてください![]()
それでは今日はこの辺で。



