スタッフブログをご覧のみなさま、こんにちは
９月もいよいよ後半、だんだんと過ごしやすい気候になってきましたね
今回は、マレーグマ「マーサ」がフィーダーからおやつを取り出すシーンを皆さんにお届けします
マレーグマは木登りが得意で、鋭い爪や長い舌などを駆使して餌を食べます
マレーグマの展示場には、マーサが爪や舌を使う行動をとれるように、穴の開いたブイにおやつが入ったフィーダーがたくさん設置されています。
(採食に時間をかけてもらうことで動物が自ら考えて行動する時間も増えます）
ここで皆さんにクイズです
この写真の中にはいくつフィーダーがあるでしょう？
正解は～～～
５つです！
５つ目が見つからなかった方もいたのでは
同じ仕組みのフィーダーでも、形やつける場所が違えば取り出し方も様々です！
①や④のフィーダーは、手だけではなく脚も支えに使っておやつを取り出そうとする姿をよく見かけます。
クイズの写真では片足でフィーダーを支えていますが、、、
こんな姿も見ることができます↓↓
両足バージョン
①のフィーダーを器用に抱え込んでおやつを取り出しています！
担当飼育員さん曰く、メガネグマやホッキョクグマではほとんど見ないおやつの取り方とのこと
⑤は鉄柵の向こう側(キーパー通路)に設置していて、マーサは鉄柵まで登ってしがみつきながらおやつを取り出します。
③は得意の木登りでゲットします。
↓こんな感じ
よいしょ
よいしょ
おやつゲット～！！！
木の割れ目に座ってもぐもぐ
ぜひ動画でもご覧ください！最後にふふっと笑ってしまうハプニングもあります
この５つのフィーダーの他に、屋上に１つフィーダーがあり、こちらは氷の中におやつが入っていて、ゆっくりと溶けて展示場に落ちる仕組みになっています。
このフィーダーのいい所は、いつおやつが手に入るか分からないこと
他のフィーダーが１０分足らずで空っぽになる中、このフィーダーはおやつが手に入るまで長い時間がかかるのも良い所です
いつおやつが落ちてくるのか、マーサはちらちらフィーダーの様子を気にしたり、真下で落ちるのを待っていることもあります
限られた展示スペースですが、動物が色んな行動のバリエーションを選択できるよう、担当飼育員さんは毎日奮闘しています
おまけ
キーパー通路から見たもぐもぐ中のマーサ
担当飼育員さんのキュンポイントは腰の皺だそうです
