毎日新聞社と天王寺動物園は、動物を通じて環境問題や命のつながりについてより身近に考えてもらおうと、「SDGs」と「ZOO」を絡めたイベント「天王寺動物園で学ぶSDGzoo」を今年も開催します。
三年目となる今年は「いのちを紡ぐ物語」をテーマに朗読劇や作家による講演会を実施。他にも「SDGsクイズラリー」や「いきもの教室」「いのちの授業」「SDGsワークショップ」、そして協賛企業によるブース出展など、SDGsについて親子で楽しく学べるイベントが盛りだくさんです。さらにSDGzoo特別企画として「夜空に浮かぶ動物園」と題したプラネタリウムも登場します。
実施期間
2024年10月22日(火曜日)~11月10日(日曜日) ※休園日は除く
★メインイベント 11月9日(土曜日)、10日(日曜日)
参加費
無料 ※天王寺動物園への入園料は別途必要。
イベントの内容
★☆「SDGzoo特別企画」☆★ 能登半島 災害復興支援企画『夜空に浮かぶ動物園~心で感じる星空の動物たち~』
能登半島地震の影響で石川県の児童館にあるプラネタリウムが44年の歴史に幕を閉じることになりました。そこで星空ガイドを務めていたのが全盲の木下真由さんです。公演内容を全て暗記し、自身と同じような視覚障害者の人たちにも星の魅力を伝えられるガイドの仕事に生きがいを感じ、閉館後も再びガイドができる日を待っていました。そんな中、SDGzooとの縁があり、天王寺動物園でプラネタリウムのガイドを引き受けてくださいました。
今回は「星つむぎの村」さんにご協力いただき、天王寺動物園110年の歴史で初めて、園内にプラネタリウムが出現します。
満天の星空を心に感じて、誰もが満天の笑顔で夜空に浮かぶ動物たちにあたたかな心をはせる。星はもちろん、いのちも輝くプラネタリウムです。
【ガイド・解説】木下真由さん/【解説】高橋真理子さん(星つむぎの村代表)
【協力】一般社団法人星つむぎの村
【日時】11月10日(日曜日)①13:30~ ②14:30~ ③15:30~(各回30分)
※時間が多少前後する場合がございます
【場所】TENNOJI ZOO MUSEUM内だいしんワクワクホール
【定員】各回25名(事前申込制)
『SDGsクイズラリーにチャレンジ』
園内に17ヶ所のクイズスポットを設置し、SDGsに関するクイズを出題します。5問正解された参加者の中から抽選で10名様に素敵な賞品をプレゼントいたします。
【実施期間】
2024年10月22日(火曜日)~11月10日(日曜日)※休園日は除く
【対象】
実施期間内に来園された方全員
【参加方法】
➀17カ所あるクイズスポットに設置したQRコードを読み込み、WEBサイト上で出題されるクイズに回答する。
②クイズに正解し、WEBサイト上でもらえるスタンプを5つ集める。
③応募フォームボタンから必要事項を記入の上、応募する。
「いきもの教室」
劇団による朗読劇や作家の朗読・講演会を通して「いのち」の大切さを学びます。
『どうぶつえんものがたり「私の恋した青木さん」』(朗読劇&トークショー)
【出演】ユリイカ百貨店さん、ウミネコ楽団さん
【内容】架空の動物園、青木動物園を舞台に繰り広げられる飼育員と動物たちの物語。
俳優さんのパフォーマンスとアコーディオンとコントラバスによる生演奏をすぐ近くで味わっていただきます。
今回は聴覚障害の方々でも楽しんでいただけるよう、手話通訳が付く特別な上演となります。
【日時】2024年11月9日(土曜日)11:00~12:00
【定員】70名(事前申込制)
【場所】TENNOJI ZOO MUSEUM内だいしんワクワクホール
『動物哲学物語』(講演、朗読)
【出演】ドリアン助川さん(作家、歌手、明治学院大学教授)
【内容】動物の生態と哲学者の思想をミックスさせたらどんな物語が生まれるのか。
創造についての講演と『動物哲学物語』の朗読をお楽しみください。
【日時】2024年11月10日(日曜日)10:30~12:00
【定員】70名(事前申込制)
【場所】TENNOJI ZOO MUSEUM内だいしんワクワクホール
※書籍をお持ちの方には終了後にサイン会を実施します。
『小さないのちの美しさ~月刊ムシミル編集部便り~』
【講師】月刊ムシミル編集部 カメラマン村松さん、デザイナー豊島さん
【内容】昆虫写真家とデザイナーがつくる「月刊ムシミル」から昆虫の命の輝きと楽しいお話をお届けします。
【日時】2024年11月9日(土曜日)15:30~16:30
【定員】70名(事前申込制)
【場所】TENNOJI ZOO MUSEUM内だいしんワクワクホール
※ご参加いただいた方には「月刊ムシミル0号・1号」をプレゼントします。
「いのちの授業」
授業や表現遊びを通して動物たちと私たちの「いのち」のつながりについて考えます。
『手話ろうどうぶつ!~手話の世界へいらっしゃ~い』
【講師】NPOこめっこ
【内容】手話によるどうぶつたいそうやクイズなど、てんこもり!体も心もわくわく、楽しみながら表現しよう。
【日程】2024年11月9日(土曜日)13:30~14:30(2コマ制 各回30分)
【定員】各回50名
【場所】TENNOJI ZOO MUSEUM内 だいしんワクワクホール
『手で見るいのち』
【講師】大阪府立大阪南視覚支援学校 川野学都先生
【内容】視覚障害の方たちと動物たちの骨を触って生き物について学びます。手で見た「いのち」には、目で見ただけでは知ることのできない生命の力強さと奥深さがあります。ちょっと変わった「生物」の授業を体験いただけます。
【日時】2024年11月10日(日曜日)
①13:00~13:45 ②14:00~14:45(各回45分)
【定員】各回先着20名程度(先着順/当日整理券配布)
【場所】TENNOJI ZOO MUSEUM内 実験作業室
SDGsワークショップ
自分の五感や身体を使ってSDGsを体験します。
「生きている」紙の工作教室
第一部「ライオンをつくろう」
第二部「てんとう虫とちょうちょをつくろう」
【講師】秋山美歩さん(紙の造形作家)
【内容】「切る」「折る」「貼る」のシンプルな加工で立ち上がってくる造形をもとに、動物たちの皮膚のように「生きている」紙の表情を楽しみながら工作します。
【日時】2024年11月9日(土曜日)
第一部:10:30~12:00
第二部:13:00~14:30
【定員】
第一部 20名(小学4年生~大人の方対象・事前申込制)
第二部 40名(小さなお子様もご参加いただけます・先着順/当日整理券配布)
【場所】TENNOJI ZOO MUSEUM内 実験作業室
手形アートで動物をつくろう
「手形アート」のワークショップを開催します。誰でも簡単に作ることが出来ます。手形でいろいろな動物を作ってみませんか?
成長の記録に…思い出に…プレゼントに…
【講師】里親支援機関「おひさま」
【日時】2024年11月10日(日曜日)10:30~11:30
【定員】30名(先着順/当日整理券配布)
【場所】TENNOJI ZOO MUSEUM内 実験作業室
SDGzoo特別な取り組み
視覚障害者・盲ろう者用のLED付音響装置と手作りの横断歩道を設置します。視覚障害者の方が安心して横断歩道を渡るための音響装置が体験できます。
また、TENNOJI ZOO MUSEUM内に臨時の視覚障害者誘導マットを敷設します。
【日程】11月9日(土曜日)~10日(日曜日)
【場所】TENNOJI ZOO MUSEUM 白雪時計台側入り口横 ガラス扉付近
『SDGsブース』
協賛企業によるSDGsの取り組み紹介やワークショップなどを通じてSDGsを身近に感じるブースを設置します。
【出展企業】
株式会社ベルコ、株式会社魚国総本社
大阪トヨペット株式会社、ミライフ西日本株式会社
【日程】2024年11月9日(土曜日)、10日(日曜日)
【時間】10:00~16:00
【場所】天王寺動物園デッキ下イベントスペース
【対象】当日の来園者全員
【参加方法】各ブースへ直接訪問ください
【特典】4つのブースを回ってスタンプを集めると素敵なグッズをプレゼントします。
各イベント参加申込について
※各イベントの事前申込はPassMarketからhttps://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/029x2i1gbk041.html
※定員に達していない事前申込制イベントは、当日各教室前で整理券を配布します。
※事前申込関する問い合わせ・受付は
毎日文化センター TEL:06-6346-8700(平日10:00~17:00)
※各イベントの内容・時間などは予告なく変更になる場合もございます。
介助犬をお連れの方へ
介助犬と一緒に入園を希望される場合は、飼育動物が過剰に反応する場合もあり、一部ご覧いただけない場所があります。
介助犬と一緒に入園を希望される場合は、当園へ事前にご相談ください。
(天王寺動物園:06-6771-8401)
実施体制
主催:毎日新聞社 共催:地方独立行政法人天王寺動物園
協賛:株式会社ベルコ、株式会社魚国総本社、大阪トヨペット株式会社、
ミライフ西日本株式会社、篠原電機株式会社、株式会社アクセスムーブコンフォート、
株式会社新興出版社啓林館、阪神高速道路株式会社、神戸動植物環境専門学校、
株式会社高速オフセット(敬称略/順不同)
協力:錦城護謨株式会社、マルマン株式会社、麻布大学いのちの博物館、
一般社団法人 星つむぎの村