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3/20(木)に「稲むらの火といのちを守る植樹祭2025」に参加させていただきました。
こちらの植樹祭は、鎮守の森のプロジェクト様が行うとても大規模な植樹になります。
東日本大震災の教訓を踏まえ、津波や災害から地域を守る「森の防潮堤」を全国でつくることを目的としたプロジェクトです。苗木の植樹から、ある程度大きく成長し森となるまでの手入れを行うことで、地震による大津波から地域を守るだけでなく、CO2削減への貢献や生物多様性を促進するなど、持続可能な森でつくる「いのちを守る森」を全国の沿岸を対象に造成しています。
詳しくは、下記のリンクからご覧ください💻
そしてその植樹祭で、当園のサバンナ堆肥を使用していただきました!
その量はなんと5t!!堆肥はこれまで様々な団体様に活用いただいていますが、過去最大量です。
とても有難いことです✨
事前に、山形開発工業株式会社様(KIOUETAI事務局)にご協力をいただき、堆肥を運んでいただいていました。
動物園の堆肥(サバンナ堆肥)とは…
動物園では、動物のうんちと食べ残したエサなど毎日でてきますが、その大部分を園内のコンポストで堆肥化しています。堆肥にすることで、植物を育てるための肥料として使うことができます。また、ゴミとして処分する場合も水分が激減しゴミとしての重量を減らすことができます。ただ、堆肥化してもその大部分は活用されることがなくゴミとなっていた為、限りある資源の活用と緑化の推進がしたいと思い、様々なイベントなどで堆肥の活用や講話を行っています💡
さて、そんな植樹祭で植樹する苗木の数ですが、なんと約5000本!!🌳
樹種は29種類あり、自然の森に近くなるように選定されています。
そんな膨大な数の苗木を植えきれるのかと不安だったのですが、参加者の数がなんと約800人!!
様々な企業団体様から、耐久中学校をはじめ計5校の小中学校の生徒さんがボランティアとして参加されていて、とても心強かったです。
鎮守の森のプロジェクト様から植樹方法を丁寧にレクチャーしていただき、更にご用意してくださった植樹手順ノートを見ながら作業ができたので、本格的かつスムーズに植樹することができました。
植樹している最中↓
苗木を植えた後は周りに雑草が生えないように細かくカットした藁を敷き詰め、
その上には雨で土がながれていかないように長い藁を敷き詰めました。
そして藁縄を這わせて飛ばされないようにして完成です!
こちらが大体の作業が終わり、最後に手直しをしているところです。
見た目ではわかりづらいかもしれませんが無事に約5000本植樹することができました。
ここから約1年ほどは大きく伸びるのではなく、土の中で根を張っていき、それからゆっくりと時間をかけて大きな木になっていきます!
10年ほどたてば立派な森になっているんではないかとおっしゃっていました。
サバンナ堆肥の栄養もたくさん吸収して大きく育ってほしいです。これからの成長がとても楽しみにしています!!そしてこれからも広川町を津波から守り、また広川町のシンボルとして活躍してくれることを期待しています!
この度はこのような一大プロジェクトに協力させていただけたこと、当園のサバンナ堆肥を活用していただけたことに、とても嬉しく誇りに思っています。
植樹活動と共に防災意識も育てることができ、大変有意義な時間でした。
企画していただいた鎮守の森のプロジェクト様、
堆肥を運んでくださった山形開発工業株式会社様(KIOUETAI事務局)、
本当にありがとうございました!