みなさま、こんにちは。
5月の休園日におこなった「アフリカサバンナゾーン草食動物放飼場草刈りワークショップ」のご報告です🍀開催した2日間ともお天気に恵まれ、雨は降らず、暑すぎずの一日でした。
動物たちのいない放飼場に入り👣
電気柵の下の草を抜いていただきました。
なぜ抜くのかというと・・・
電気柵には2種類あります。動物が園路に出てしまうのを防ぐためのものと、動物が樹皮を食べることにより樹木が枯れてしまうのを防ぐためのもの。これからの季節、草がぐんぐん伸びてきて電気柵にからまってしまうと漏電してしまうので、そうならないように定期的に草を刈る必要があるのです。草食ゾーンは広いので、草刈りも一苦労💦
刈った草は集めて置いておき・・・
園路に回って観察タイム✨
シマウマのチサトとエランドのミナミは、その草をむしゃむしゃ食べてくれました!
草刈りのおまけで動物の足跡を発見した方や、うんちを発見した方も🔎
その日の夕方、草食動物たちが寝室に帰った後、アフリカハゲコウのシローがみなさまが抜いてくださった草で遊んで(?)いました!シローも喜んでくれるとは💗

アフリカハゲコウのシロー 草で遊ぶ
今回、動物園の職員が普段おこなっている仕事を知っていただくとともに、職員だけではなかなか手が回らない部分をお手伝いいただき、職員にとっても動物たちにとってもありがたいワークショップとなりました。ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!