みなさんこんにちは!
今日はフンボルトペンギンのお話です
最近、ペンギンたちにある変化が…
羽がっっ!ボロボロ!!
体調が悪いのでは?と心配の声をいただくこともありますが、これは「換羽(かんう)」といって、ペンギンたちに必要なことなんです。
ペンギンは年に1度、全身の羽が生え変わります。このことを「換羽」といい、古くなった羽から新しい羽に変わることで、防水機能や保温機能を保っています。水の中を泳ぐペンギンたちにとってはとても大切ですね
そして今回注目するのが、昨年生まれの子どもペンギンたちの換羽!!
換羽前の子どもペンギンの姿がこちら↓
おとなと比べると…
(左:子どもの個体、右:おとなの個体)
模様が違いますよね!
フンボルトペンギンは生まれて約1年はぼんやりとした子ども特有の模様をしています。
そして、おとなの模様へと変化するのが生まれて翌年の換羽の時期なんです!
換羽中の写真がこちら!
おとなの片鱗(へんりん)が見えてきました
そして、換羽が終わった姿がこちら↓↓↓
無事におとなの階段を登り、大変身です!
キリッとしてかっこいいですよね
他の昨年生まれの子どもたちや、おとなのペンギンたちも続々と換羽中ですよ
全身の羽が生え変わるため、かなりエネルギーを使うはず…水を弾きにくくもなるので、水の中にあまり入らず、じっとしていることも多いですが、そっと見守ってあげて下さいね!
ペンギン担当飼育員さんからのお便りでした
ご来園の際はぜひペンギン舎にお立ち寄りください
おまけ
上から撮ったムフロン