皆さんこんにちは!今日は「おっぱいについて」お話します!
今回は、いろいろな動物の授乳方法と、身近なおっぱいの謎についてお話したいと思います♪
おっぱい(乳)を飲ませて子育てをするのは哺乳類の最大の特徴です。
皆さんが思い浮かべる授乳(子供にお乳をのませること)といえば、犬、猫のように寝ながら授乳を行うものや、人間のように抱いて行うものではないでしょうか。
しかし、動物によって授乳の方法は様々なのです…。
有袋類の授乳
コアラやカンガルーなどの「袋」を持った動物は、とても小さな子どもを産み、お母さんの袋の中にあるおっぱいに吸い付き、大きくなるまでその状態で育ちます。
水中授乳
カバやクジラは、水中で授乳を行います。どちらも肺呼吸のため、息を止めながらおっぱいを飲みます。
単孔類
カモノハシやハリモグラは、ミルクを出す腺(せん)はあるのですが、おっぱいはありません。そのため、子どもに授乳するときは、おなかにあるたくさんの穴から汗のようにミルクを出し、子どもはそれをなめます。
牛の仲間
私たちに一番身近なミルクを出しているのはウシですよね。キリンやエランドなどウシの仲間の赤ちゃんは、生まれるとすぐに立ち上がり、自力でおっぱいを飲みます。
このように、動物によって様々な授乳方法があるんです♪
では、私たちはどうでしょう?
私たちが毎日元気に過ごすには「乳酸菌」が必要です。乳酸菌は、牛乳やチーズ、ヨーグルトなどを食べることで取り入れることができます。
小学生のみなさんは給食で牛乳を好き嫌いしないで毎日飲んでるかな?
牛乳はたくさんのパワーを持っています。
今回はそのパワーについていくつか話していこうと思います!
1つ目のパワーは免疫を高めて病気になりにくい体を作ってくれます。
免疫とは、細菌やウイルスからからだを守ってくれているものです。
2つ目のパワーは血圧を下げる働きがあります。
血圧が高いと疲れやすくなる、糖尿病などの病気にもなりやすくなってしまいます。血圧を上げないために重要な役割をしてくれているんです。
3つ目のパワー、脂質代謝を改善してくれます。
脂質を取り過ぎると、じわじわとダメージを与えて体の調子が悪くなっていきます…それを牛乳は防いでくれるのです。
他にも様々なパワーがあり私たちの生活の支えになってくれています。
ぜひ!みなさんしっかり牛乳を飲んでくださいね♪
参考:生物ミステリー おっぱいの進化史
今回のスタッフブログは、天王寺動物園で博物館実習をしている近畿大学3年生の学生1名と、岐阜大学3年生の学生1名が協力して書いてくれました!
テーマが「おっぱい」になった理由は、とある日に来園者の方から「ワラビーのおっぱいって何個あるの?」と質問をいただいたことがきっかけです。(→答えは4つ)
そのときに「天王寺動物園で1番たくさんのおっぱいを持つ動物は?」という質問もいただいたのですが、
わ、わからない…(゜-゜)
結局お答えすることができませんでした。
ちなみに哺乳類で1番たくさんの乳首をもつのは「テンレック」という動物だと言われています。
そこで、「テンレック」に近い仲間の「ヒメハリテンレック」がたくさんの乳首を持っているのではないかと考えました。
早速ヒメハリテンレックのいる夜行性動物舎へGO!
ボディチェックを兼ねて体を観察しました。
↑頭側
↑おしり側
目視では4対8つしか確認できず…
本当に8つなのか、見えないけどもっとあるのか、、、
8つだったらオオカミの方が多いよね、、、
と、こんな感じでまだ答えは出ていません_(._.)_
引き続き調べてみたいところです(;^ω^)