みなさんこんにちは!
今回はアフリカサバンナゾーンの一角で暮らすケープハイラックスについて、お知らせいたします。
ハイラックスのマッシュ(オス)が亡くなり早数カ月…。残されたコロッケ(メス)は一人暮らしになっていました。本来群れで生活する動物なので、1頭だとストレスになることもあります。そこでコロッケのパートナーを探すべく、ハイラックスを飼育している他の動物園に相談していたのですが…ついにパートナーが見つかりました!
パートナーがこちら!
神戸どうぶつ王国出身のブラーラ(オス)です。アフリカーンス語(南アフリカの言葉)で「葉っぱ」という意味らしいです、おしゃれですね。
実は6月にはすでに天王寺動物園に来園していたのですが、検疫※のためしばらくはバックヤードにいました。
※病原体等を持っていないか検査をすること。検査が終わり次第、他の動物たちと同じエリアで飼育できるようになります。
検疫中のブラーラ
また、暑すぎる時に展示場デビューしてしまうとブラーラへの負担が大きくなってしまったり、もしコロッケと仲良くならなかった場合に涼しい場所の取り合いになってしまったりする恐れもあったので、少し涼しくなったこのタイミングでデビューとなりました。
展示場デビューのブラーラ
最初は隅っこで様子をうかがっていましたが…
少し経つと天井近くまで登ったり、歩き回りはじめました。
気になるコロッケ
左ブラーラ 右コロッケ
しばらくすると2頭近くで休んでいました。
まだ少し緊張気味のブラーラですが、新しい環境に慣れて、コロッケとも仲良くしてくれるといいですね!
ケープハイラックス担当飼育員より