キ〇カジュ―へのエンリッチメント

みなさんこんにちは!

突然ですが、この動物はなんの動物でしょう?

ブログのタイトルが大ヒント!(というかほぼ答え)

正解は…

 

キンカジューです!

 

キンカジューは中南米の熱帯雨林に生息し、主に樹上で暮らしています。
長い尾は枝に巻き付けてぶら下がったり、バランスをとることに役立ち、長い舌は蜜を舐めとる時に役立ちます。

天王寺動物園では夜行性動物舎で2頭のキンカジューを飼育しており、度々ブログに登場してきました!
今回はそんなキンカジューへの新たなエンリッチメントの取組みをご紹介します

今回は、長い舌を使って蜜を舐める、器用な長い尾で木にぶら下がる、といったキンカジュー本来の行動ができるように2つのことを試しました。

1つははちみつ入り氷の給餌です。底に穴の開いたフィーダーにはちみつ氷を入れると舌で一生懸命舐めてくれました。


また、今回は遊び道具としてタオルも入れたり、袋にコオロギを入れて与えたりもしました。タオルの上で休んだりはしませんでしたが、興味は示してくれたようです。コオロギは一生懸命捕まえてくれて、その後も袋に入って遊んでくれています。

2つ目はかなりシンプルに、バナナを吊るすだけです。地面から届くときは立ち上がって皮を剥いて食べていましたが、届かないときは木の上からぶら下がって食べてくれます。食べ終わると、綺麗に皮だけ残っています。

夜行性動物舎の取組みはまだまだ続きます。

お楽しみに

夜行性動物舎担当飼育員より

おまけ

昨日12月4日に32歳の誕生日を迎えたメガネグマ「ダイスケ」

うつらうつらしながらお昼寝中

 

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