アフリカサバンナゾーンで暮らしているエランドのナルが、天王寺動物園から富士サファリパークへ引っ越しすることになりました。
ナルは2020年8月27日、ルティーとミナミのあいだに生まれました。
生まれた当初は角も生えていなかったですが、今では立派な角とからだのオスのエランドに成長しました。
↑生まれた当初のナル
↑最近のナル
ナルという名前は、お母さんのミナミの「ナ」とお父さんのルティーの「ル」を合わせています。
以前、ブログで紹介した通り、「ナル」はハワイのことばで「波」という意味もあるそうです。
エランド赤ちゃんの名前が決定
さぁ、どの名前に決まったかな?
ハワイでは幸せの象徴である「波」、ナルもみなさんに幸せを振りまいてくれたように思います。
そんなナルは、令和5年4月25日(火)に引っ越します。
実はナルくん、搬出に向けて、輸送用の箱に入るトレーニングを行っていました。
移動日にできるだけ落ち着いて、安全に輸送ができるようにはじめました。
ナルの賢さ、要領の良さのおかげで、トレーニングをスムーズに進めることができています。
トレーニング中のナル↑
移動日当日はできるだけナルに負担やストレスをかけないよう、最善を尽くしたいと考えています。
ナルは4月25日(火)の午前中に出園する予定ですので、みなさまと会えるのは4月23日(日)までとなります。
みなさまも是非、お別れの日までナルに会いに来てくださいね。
※今後、トレーニングに時間を割くため、ナルは展示エリアにいないことが多くなる予定です。ご覧いただけないこともありますので、ご理解のほど、よろしくお願いします。