イッちゃんの給餌

天王寺動物園は年末年始の休園中ですが、ブログチェックのみなさまありがとうございます

ホッキョクグマ担当さんから子育て奮闘中のイッちゃんのニュースが飛び込んできましたよ~

昨日、およそ55日ぶりにイッちゃんに給餌しました。
イッちゃんは半月ほど前から巣材である藁を食べる行動が見られていましたが、まだつまみ食い程度だったので様子を見ていました。
ですが、一昨日から赤ちゃんの授乳の間隔が短くなり、それまでは2〜3時間おきだったのが、1時間に2回ぐらいささ鳴きが聞こえる、という状態が頻繁に見られるようになり、もしかするとミルクの出が悪くなってきてるのかも…?
ということで給餌に入る判断をしました。

担当者が給餌役。その間のイッちゃんの動きをモニターで見ながら担当者に指示を出す役に担当獣医と、前回バフィンの繁殖の時の担当者。それからその間ゴーゴが気にして寝室に近寄らないようにゴーゴに給餌するのも別の飼育係にやってもらいました。
以前から給餌の合図としていつも同じ音を鳴らしてから獣舎に入るようにしていましたが、今回その音を鳴らしてもイッちゃんはあまり反応せず😅、さらに声をかけるとようやくこっちを気にしました。
この時にイッちゃんが興奮したり産室に逃げ込むようだと給餌を中止するつもりでしたが、実際にはそれほど取り乱す様子もなくいつもの給餌口の方に少し近づくという感じでした。明らかにエサを欲しがってる風でもなかったので判断が難しかったのですが、声をかけてしまった以上与えた方がいいだろうと思い、中に入りました。
久しぶりに扉を開き、暗い中サーっと進んでパパッとエサを投げ入れすぐに退室しました。
イッちゃん最初は警戒してひとつずつ産室に持ち帰って食べていましたが、そのうち食欲に火がついたのかその場で残りの餌を食べてくれました☺️

人が中に入って、この後もちゃんと育児してくれるだろうか…
という心配もおよそ1時間後にささ鳴きが聞こえて来て解消されました😊

まだまだ先は長いですが、今後もイッちゃんをサポートしながら子育てを見守りたいと思います!

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