高病原性鳥インフルエンザ対策としての移動

飼育員ブログ

みなさま こんにちは

今年は、てんしばにクリスマスマーケットがやってきて、だんだんと年末も見えてきました

昨年のこともまだ記憶に新しいのに、やってきてしまいました「高病原性鳥インフルエンザ」の季節です。

今シーズンもすでに国内各所での野鳥や養鶏から高病原性インフルエンザの陽性事例が認められています。(参考:令和5年度 鳥インフルエンザに関する情報について:農林水産省 (maff.go.jp)

 

網のない展示場にいて、野生の生物と接触する可能性の高いエジプトガン、アフリカハゲコウのオス、エミューはそれぞれ飼育場所を移動しました。フンボルトペンギンは現在ペンギンパークの営巣地を封鎖し、プールのみでの観覧となっております。

 

 

移動後も、コフラミンゴ舎(サバンナゾーン)でエジプトガン、鳥の楽園ではアフリカハゲコウのメス、旧コアラ館屋内でエミューがそれぞれご覧いただけますので、ぜひ会いに来てください。

また、今後の流行状況によって、鳥の楽園等、一部施設の閉鎖を急遽行う場合もありますことをご承知いただけたらと思います。その場合は、改めてブログやHPでお知らせいたします。

楽しみにご来園くださるみなさまにはご迷惑をおかけいたしますが、ご了承いただけますようお願い申し上げます。

そして、ご来園いただくみなさまにお願いがあります。

もし園内で野鳥が死んでいる、または、弱っているところを見つけても、不用意にさわらず、スタッフにお声掛けください

次に、ハトやカラス、サギなどの野鳥に餌を与えないでください
野鳥が集まると、鳥インフルエンザウイルスを園内に持ち込む機会が増えることになってしまいます。ウイルスは、感染力が非常に強く、鳥の種類によっては致死性も高く数日で死に至ってしまいます。

鳥類たちを守るためにも、どうかご理解ご協力をお願いいたします

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