ニワトリのマサヒロ

みなさんこんにちは

ブログのチェックありがとうございます。

とてもとても暑い毎日で感染症対策はもちろん大事ですが、これからの季節は熱中症対策もしっかりと行いましょう

さて、当園の「奇跡のニワトリ」をご存じでしょうか

(2016年撮影)

この奇跡のニワトリ、名前を「マサヒロ」といいます。

(2018年撮影)

後にマサヒロと名付けられるこの個体も同じようにエサ用として入荷したヒヨコのうちの1羽でした。

鳥の楽園で人工ふ化したカモ類のヒナの餌付け役として借りてこられ、
役目を終えた後、イタチを捕まえるためのおとりとして使われましたがそれも逃れ
最終的に、食欲が減少していた肉食獣のエサとして使用されるところ、食いが戻ったと逃れ
3度くぐり抜けてきたまさに「奇跡」のニワトリなのです。

3度の奇跡をくぐり抜けたその頃にはとても担当飼育員に慣れていたマサヒロを見て、鳥を近くで見て触れて学べる存在として家禽である「ニワトリ」をこのまま育てることとなったようです。

も前職からマサヒロにはとてもお世話になっていました。

2017年に開催したトリとキョウリュウ展では主役になってもらいましたし、それ以外の企画展でも看板ニワトリをしてくれていました

前置きが長くなりましたが、マサヒロはあくまでも普通のニワトリです。

オスのニワトリの平均寿命は5~7年といわれている中、2015年生まれのマサヒロは今年で6歳になります。

ここ数日体調が優れないため、採血し、検査した結果、肝臓と腎臓の数値があまりよくないということでした。

現在は投薬をしながら、ゾウ舎でヨシトとのんびり暮らしています

(鳥インフルエンザ対策でゾウ舎にいたさゆりちゃんとマサヒロ)

(ローアングルマサヒロ)

(ゾウグラウンド散策中のマサヒロ)

奇跡のニワトリとして長年天王寺動物園を支えてくれたマサヒロ

(再会を果たしたとマサヒロ)

動物園が再開してもみなさまの前に出ることは難しいと思います

このような形ですが、今はマサヒロにゆっくりと生活してもらえたらなと思います。

またマサヒロの様子はブログでお知らせいたします

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