夜行性動物舎の動物たちの餌について

みなさんこんにちは!

ブログチェックありがとうございます

本日は夜行性動物舎担当飼育員さんからのお便りです

 

夜行性動物舎では、動物たちの餌の見直しと改善を行っています。

目指すのは、健康面を考慮したバラエティに富んだメニューです

野生下で食べているものを完全に再現することは難しいので、たくさんの工夫が必要になります!

たくさん動物がいる中から、今回はスローロリスの取り組みを紹介しますね

天王寺動物園にいるのはメスの「ピー」とオスの「ナッツ」の2頭です。

2頭あわせてピーナッツ

何をしている写真でしょうか?正解はこのあと紹介する動画でご覧いただけます

天王寺動物園のスローロリスの現在の餌のメニューがこちら↓

蒸しサツマイモ、広島菜、ニンジンペースト、(+コオロギ)です。

スローロリスは本来、昆虫を捕まえたり、樹に穴を開けるなどして樹液を舐めたりする動物です。

このままのメニューでは、いずれ歯が悪くなったり肥満になる危険性が考えられます

そのため、新たな取り組みとして園内で昆虫や樹液(フサアカシア)を採取して与えることにしました

↓フサアカシアの樹液

 

↓園内で採集したコガネムシをエサとして与えてみました。(昆虫が苦手な方はご注意ください

今後はスローロリス自身が自分で樹液を採取できるような環境も目指したいと思います

また、餌を変えたことでスローロリスにどのような変化が起きたのかを知るために、事前データとして、餌を変更する前の対象動物の体重を知る必要があります。

これまでは体重を測っていなかったので、痩せ気味なのか肥満気味なのかは見た目で判断するしかありませんでした。

餌の見直しと並行して体重測定の練習を始め、オスのナッツが自分から体重計に乗れるようになりました

実際に測定してみると、ナッツはもう少し体重を増やしてもいいことが分かり、新たに取り組む餌のメニューで健康的に増量することを目指していきます

メスのピーはまだ少し警戒しているようですが、体重計の近くまで来てくれるようになりました。この調子で体重測定を自発的にしてもらえるように取り組み、その体重を参考にしてメニューを考えていきたいと思います。

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