みなさんこんにちは！
本日もブログチェックありがとうございます
今回はワニガメのお便りを紹介していきます
爬虫類生態館アイファーの地下展示室には水底で岩のようにたたずむ巨大なカメが暮らしています。ワニガメの「ジョー」（オス）です。
このジョー君が天王寺動物園に来園したのが1970年1月15日。今はもうない旧爬虫類館が完成した時に来たようです。以来約50年以上この天王寺動物園で暮らしているのです。
日中はじっと水底で岩のように魚を待ち伏せている夜行性のカメのため、お客様からは模型かと思われることもあります。
この日はジョー君の餌の日ということで担当飼育員に同行し、その様子を見せてもらいました。
岩のようにじっとしていたジョー君が、飼育員の姿を見ると活発に水面まで浮上し、おねだりしています。この日のメニューは鶏肉。他にも鶏の骨付き肉やコイなどを与えています。
普段のゆったりした様子からは想像できないような動きで活発に鶏肉を食べるジョー君。
その様子を動画でもご覧ください。
ワニガメの給餌は毎日ではなく月に数回です。積極的な狩りをしない待ち伏せ型のカメなので活動量も代謝も低いワニガメは省エネルギーで、毎日餌を必要としません。むしろ餌の与えすぎは健康にも良くないのです。
これからもゆっくり長生きしてこの動物園を見守ってね。
