最近のワラビーたち

アカクビワラビー

みなさんこんにちは!

ブログチェックありがとうございます

アカクビワラビーたちの近況について、担当飼育員さんから動画が届いたので紹介しますね

現在天王寺動物園にいるのはミント(メス)、チョコ(メス)、ミチト(オス)の3頭です。

少し前に投稿した旧コアラ館の記事で、4月は警戒心MAXだったマーラが体重測定ができるようになったとお知らせしましたが覚えていますか

↓こちらからご覧いただけます

旧コアラ館より
みなさんこんにちは ブログのチェックありがとうございます 今日は久しぶりに登場☆ 旧コアラ館の色々な取り組みについてお知らせします(*^_^*) まずはマーラの「ムギ」から 4月から担当飼育員さんが体重測定を目...

同じ旧コアラ館で飼育されているワラビーたちも同時にトレーニングを始めていました

ワラビーのトレーニングの目標は、

・人が近くにいても落ち着いていられること
・人が体に触れても落ち着いていられること(健康状態のチェックや治療のために)
・移動用の箱に自発的に入ること

です!

マーラと同じで今年4月の段階では警戒心がとても強く、飼育員にすら近寄ってくることはありませんでした。(キーパー通路を飼育員が通るだけで逃げ出し、すだれの後ろに隠れてしまうほどでした

まずは人に馴れてもらわないといけません。

遠くにいるワラビーが人を見た時に餌のペレットを投げる所から始まり、徐々に人の近くに投げるようにしました。

↓こんな感じ

すると、1か月もしないうちにチョコが人の目の前でペレットを食べられるように!

今度は、人の近くにいても落ち着いていられる時間を延ばすために、好物のニセアカシアの枝葉を人の近くに置いて食べてもらいました(枝葉の方がペレットよりも時間をかけて食べるので)

人前で落ち着いていられる時間が伸びてきたら、人の手からペレットを食べる練習をして、手から食べている間に少し体に触ります

↓トレーニングを始めて2か月半ほどでこんな感じに

 

同時進行で、移動用の箱を普段から展示場に置いて箱に慣れてもらいました。

中にペレットや枝葉を置いておくと自分から入れるようになりました。

トレーニングの時間にも、少しずつペレットを撒いて中に入ってもらい体も少し触れます。

 

一番落ち着いているチョコは今ここまでできています

警戒心が一番強かったミントも、まだ人の手から餌を食べることはできませんが箱の中に入れるように

まだまだ子供のミチトも、持ち前の好奇心旺盛さで箱に入ったりしています

↓3頭で箱の中に入ってくる様子

地道ですが、確実にステップアップしています

トレーニングの他にも、採食行動のバリエーションが増えるような取り組みもしています

↓屋内展示場

その1

(↑勝手にちゃぶ台と呼んでいます。一家団欒に見えませんか?一家じゃないけど、、、)

その2

↓屋外展示場

手を使って掴み取る行動などを引き出せるようにしています

餌を設置する時間は決まっていないので、見られたらラッキー

旧コアラ館、現在はコアラがいないので素通りされがちですが必見ですよ!!

 

おまけ

お手製のちゃぶ台で餌を食べるワラビーを嬉しそうに見つめる飼育員さん

最後までご覧いただきありがとうございます

タイトルとURLをコピーしました