1月のマレーグマイベント動画の公開開始と10数年前のボルネオ島の写真をいくつかご紹介

みなさま、こんにちは!

先日ブログにてお知らせいたしましたマレーグマイベント動画が公開されましたのでご報告です

↓視聴はこちらから↓

【前半】マレーグマってどんなクマなの?~生息地ボルネオ島のBSBCCからLive中継~

【後半】マレーグマってどんなクマなの?~生息地ボルネオ島のBSBCCからLive中継~

後半の動画の最後に質疑応答がありますが、音声の問題でいくつかの質問をカットしています。

そこで、質問の一部を抜粋してこちらのブログでお伝えします。

そして、ブログの後半にはBSBCCがあるボルネオ島の写真をいくつかご紹介しているので、ぜひそちらもお楽しみください

 

まずはイベントでの質問と回答からどうぞ!

Q.保護センター(BSBCC)での繁殖は?

A.繁殖例はありますが、推進はしていません。

理由は当施設の寝室のキャパシティーが40頭用に設計されていますが、現時点で42頭飼育管理しており、キャパオーバーとなっています。

寝室の構造上、マレーグマどうしが近くなっているので、例えば出産した際に、母親が安心して子育てできるような環境が整っていないのが現状です。

そのため、雌雄は分けて飼育しており、繁殖は推進しておりません。

ただ、将来的には繁殖用の施設を建て、BSBCC生まれのクマを野生に帰す計画を検討しています。

Q.野生のマレーグマの天敵は?

A.マレーグマに天敵はほとんどいません。

一番の天敵が人間です。

その次にウンピョウや大きなヘビです。

子クマがニシキヘビに狙われた事例があります。

Q.現地ではマレーグマに対して偏見はあるの?

A.現地ではマレーグマに関する認知度が低く、地元の住人でもクマが生息していることを知らない方も多いです。

そのため、偏見を生むほど認知度がないというのが現状です。

Q.野生では川をどの程度利用しているの?

A.まれにマレーグマが泳いでいる姿が目撃されることもありますが、河川を横断するほどしっかりと泳ぐことはほとんどありません。

水に入るとしても、浅めの小川程度です。

ここの施設では子クマに対してプールに小魚を入れて、それを捕まえさせるといったリハビリは行いますが、河川の危険性に関するトレーニングは行っておらず、ピチャピチャできるような小川を行き来できるかを確認しています。

Q.川でワニに襲われないの?

A.マレーグマの生息地にはイリエワニという大型のワニが生息していますが、ワニがマレーグマを食べたという報告は一切聞いたことがありません。

Q.ボルネオ島に訪れるオススメの季節は?

A.5月から10月がオススメです。

11月から2月は雨期なので、雨に降られる可能性が高く、4月は現地のお祭りがありどこも混んでいて、航空券も高額になります。

質問と回答は以上となります。

当日はまだまだ聞いてみたいこともありましたが、残念ながら終了のお時間となってしまいました

ご興味がある方はぜひBSBCCのHPもご覧ください!

 

そして、次の話題に💨

今回のイベントでボルネオ島への注目も集まりましたので、いくつかお写真をご紹介いたします📷

まずは、高台から撮影したボルネオ島のジャングル

森の雰囲気が日本とは全然違います。

私はこの景色を見て「多様性」という言葉を実感しました

次は川の写真

川は茶色く濁っていました

川に流れ込む土の粒子が細かいため、このような色になると聞いた記憶があります。(※諸説あり)

キナバタンガン川と青空。

コントラストがとても綺麗でした

そして、ボルネオ島といえば…

野生のオランウータン。

リバークルーズの際にガイドさんが見つけてくれました

この個体はまだ子どもですね。

そして、こんなサルたちも

野生のテングザル。

当時は日本の動物園では見ることができなかったため、実物を見たときには感動しました。

目にした感想は「毛の色合いや光沢が綺麗で美しい!」でした

野生のカニクイザル。

ボルネオ島に生息するカニクイザルは、大陸に生息する同種のサルより体が小さい傾向にあります。

これを「フォスターの法則(島嶼化)」と言います。

島は大陸に比べエサが少なく、利用できる資源が限られます。

体が小さければ利用する資源が少なくてすむため、島に暮らす動物たちは長い年月をかけて小型化していくのです。

これはマレーグマにも該当する法則です。

※これらの法則は全ての種や地域で該当するわけではありません。

この動物が見ることができたのはとてもラッキーでした。

野生のカワウソ。

カワウソは非常に筋肉質で驚きました

流れの速い川や捕食者から逃れるために素早く機敏に泳ぐ必要があるため筋肉が発達したのでしょう。

シロクロコサイチョウ

ボルネオ島にはサイチョウが何種類か生息しています。

サイチョウが頭上を飛んでいく姿は圧巻でした。

イベント動画で話題に出た動物も

イリエワニです。

私が目撃したのは非常に小さな子ワニでした。

ただ、川にワニがいると思うと非常に緊張感がありました

 

ご紹介は以上となります。

ほんの一部しかお見せできませんでしたが、ボルネオ島は多種多様な動植物と美しい自然を有する魅力的な場所でした。

しかし、10数年前の時点でも環境破壊が進んでおり、特に森を切り開いてアブラヤシ畑として利用する影響は大きく、野生動物の生息環境に大きなダメージを与えていました。

実は、そのアブラヤシから採られるパーム油は日本でも多く消費され、悲しいことに我々にとってもボルネオ島の環境破壊は他人事とは言えない状況です。

これに対して私たちにできることのひとつに、認証マークのついたパーム油製品を選択(購入)するという方法があります。

認証マークとは認証ラベル、エシカルマークとも呼ばれ、商品の品質、サービス、安全性、環境への配慮などの基準を第三者機関によって認証されたものです。

パーム油の使用を急にゼロにするのは困難ですが、環境に配慮された製品を探し、できる範囲で選択していくことで、未来のボルネオ島の自然に貢献できることになります。

ぜひとも、ご自身のできることを探してみてください

長文にお付き合いいただきありがとうございました!

それでは、おおきに~

 

 

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