みなさん こんにちは![]()
ちょうど1か月ほど前にクラッ(Kelet)のムストが始まったことをお伝えし、
展示を一時中断したり、再開したりしておりました。
以前のブログはこちらから↓↓
マレーシアゾウのオスの展示を中止します
マレーシアゾウ「Kelat」(クラッ)の様子について
また、メスたちとの隔離飼育もしていましたので、ご心配してくださった方もいらっしゃるかもしれませんが、ゾウ飼育班より続報が届きましたのでお知らせします。
この度、クラッ(Kelat) にとって、生まれて初めてのムストが無事に終わりましたのでご報告します。
私たち天王寺動物園の飼育員も、マレーシアの飼育員たちも、最初はどれくらい続くのか、またどの程度強い反応が現れるのか、まったく予想がつかない状態でのスタートでした。
今回のムストは約1ヶ月ほど続きました。
側頭腺は大きく腫れて、目の上がたんこぶのように盛り上がる日もありました。
分泌物が多く出る日もあれば、ほとんど出ない日もあり、日によって波がある印象でした。

ムスト中の顔の様子
行動面では、動きが少し荒っぽくなる日があり、落ち着かない様子で睡眠時間が極端に短い日が続いたこともありました。
ただし、これがムストによるものなのか、メスたちと離れて過ごした影響なのかは、現時点では、はっきりとは分かりません。
クラッ(Kelat) は、これから年齢を重ねるにつれて、ムストの期間や強さも変化していくと考えられます。
今回の経験を、今後のムストの管理に生かしていきたいと思います。

ムストが終わった顔の様子
メスたちとの同居について
野生のゾウは、メスは母系の群れで生活し、オスは単独で行動するという習性があります。
そのため飼育下でも、お互いのストレスやケガを防ぐために、オスとメスは分けて飼育するのが一般的です。
しかし、クラッ(Kelat)・ダラ(Dara)・アモイ(Amoi)の3頭はとても仲が良く、今回の別居中にも落ち着きがなくなる様子が見られ、分けることで逆にストレスになっている可能性もありました。
そのため、3頭の様子を丁寧に観察しながら、再び3頭で一緒に暮らせるよう調整していく予定です。無理のない範囲で、3頭にとって最も安心できる暮らし方を探していきます。
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