本日、夜行性動物舎で飼育していたアライグマが亡くなりました。
性別はオスで、生年月日は不明ですが2011年から天王寺動物園で飼育していました。
夜行性動物舎では、エンリッチメントとして数々のフィーダーが取り入れられ、アライグマは器用な手先を使いおやつを取り出していた姿が印象的でした。
↓フィーダーからおやつを取り出す様子
最近では体重測定のトレーニングを始め、トレーニングで使うケースの中で休んでいることもありました。
↓ケースの中のアライグマがごはんを取る様子
解剖の結果、死因の特定には至りませんでした。
天王寺動物園でアライグマを見ることはできなくなりますが、約10年の飼育で学んだことは他の動物の飼育にも活かしていきたいと思います。