みなさんこんにちは
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。
タイトルにもあるとおり、今日は『世界サイの日』とされる日で、”サイのことを知ってくだサイ🦏”という日です。
2010年にWWF南アフリカが「世界に残されたサイを救う!」を目的に、サイの現状と保護の必要性を訴える日として提唱したことが始まりです。
サイに関しては、本当にたくさんお伝えしたいことがあるのですが、一度のブログでは書ききれないと思うので、今日は当園で飼育しているオスのライとメスのサミアについてお話をしたいと思います。
まずはオスのライから。
ライは、2011年2月18日に愛媛県立とべ動物園で生まれました!
お父さんの名前はストーム、お母さんの名前はクーと言い、お父さんのストーム(嵐)から由来を受けてライ(雷)という名前になったそうです。
今回、特別に愛媛県立とべ動物園さんにライの小さいときのお写真をお借りしました。
角も基礎部分しかなく、めちゃくちゃ小さいですよね。
ツノがとがってきましたね
この頃になるとライのチャームポイント「耳毛」が伸びてきました
まだ小柄ですが、サイの体つきになってきました。
そして、5歳になってから天王寺動物園に来てくれました。
天王寺動物園に来た当初のライは、今とは全然違って神経質で怖がりさんでした。
私たちとしては、早く広い運動場に出してあげたい!!という気持ちが強かったものの、ライ自身が外に出ることを嫌がっていて、バックヤード暮らしが少し長くなってしまいました。
でも、バックヤードではパワーがあり余り、寝室のダクトを破壊するなど、やんちゃな一面も見せてくれたライ。(あの時は大変でした。。。当時の担当者談)
少しずつ練習をして外に出ることができるようになったものの、物音などがすると、とても怖がっていたのですが、
サミアと一緒に暮らすようになってから、今のような非常におっとりとした性格になり、ちょっとやそっとのことでは動じない強いオスになりました。
逆に大人になって少し神経質になってしまったサミアをなだめるようなシーンもあったりなかったり、、、?
そんなライも今はもう11歳。すっかり大きくなりました。
体は大きくてもとても優しいライ。大好きな食べ物も、お気に入りの場所も、サミアがほしがっていたら、すぐに譲っているように見えます。
寝ている最中に急にサミアに遊びに誘われることも多いのですが、嫌がらずにお相手をするライを見ていて、健気やなぁといつもほっこりした気分にさせてくれます。
そんな癒しオーラから、動物園スタッフ内でもライ君ファンは多いようです
さぁ、続いておてんばの代名詞、メスのサミアの紹介をしたいところですが、いつものことながら長くなってしまいました。
ですので、続きは明日に持ち越したいと思います。
お楽しみに〜♪