本日(12月20日)、エランドの「ルティー」が亡くなりました。
ルティーは、2007年4月16日にアドベンチャーワールドで生まれました。
2011年1月31日に天王寺動物園に来園し、2頭の子をもうけました。
(2020年12月 ミナミと子どものナルといっしょに外で暮らすようす)
ここ数年削痩が目立ってきており、餌の工夫や投薬等を続けておりました。対策が功を奏して少し肉付きが良くなってきた時期もありましたが、まただんだんと痩せてきており、少しでも草を食べる量が増えるように餌を混ぜて手渡しで食べさせたりもしていました。
昨日(19日)の23時20分ごろまでは寝室で立っており、採食や座るといった行動をとっていました。
その後、座ったまま立ち上がれなくなりました。
体を暖かくして、注射や補液など獣医師による処置を行いましたが、17時25分に亡くなりました。
死因は現在調査中です。
なお、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、献花台は設置しません。
飼育担当者より
ここ数年、体調を崩しがちでしたので、職員一丸となってバックアップしてきましたが、残念な結果となってしまいました。
ルティーは長い間、天王寺動物園のアフリカサバンナゾーンを盛り上げてくれました。
今までルティーを応援していただき、本当にありがとうございました。
ナル(右)と角を突き合わすルティ
ナルとミナミをながめるルティ(左奥)