みなさまこんにちは
ご心配をおかけして申し訳ありません。
昨日行方不明になっていたワライカワセミのアキーゴが無事に見つかり、保護することができました。
幸い、大きなケガなく、現在は動物病院で健康状態を確認中です。
本日は6:30から捜索を開始しました。
鶴見緑地公園内や周辺を捜索し、7:45に公園近くのマンションのベランダにいるところを発見しました。
アキーゴがとまっていたベランダの住人のお部屋へうかがいましたが出られず、1つ上の階のお部屋へうかがい、許可を得たうえでベランダへ入らせていただきました。
ひとつ上の階であったため、やはり保護するには遠く、えさを見せてもこちらには来ませんでした。
(アキーゴはひとの手で育てられたため、担当者にはとても馴れています)
対策を考えあぐねているあいだに、アキーゴはマンションの向かいの林へ飛んでいってしましました。
しかし、8:00頃に周囲を監視していた他の職員により、アキーゴがとまった木を特定できました。
これ以上飛んでいくと見失ってしまうおそれがあったため、担当者がえさを持ち、アキーゴからの接近をひたすら待っていました。
そして9:14、手が届く柵の上にまで下りてきたアキーゴに直接えさを与えることができ、同時にからだを抱き上げました。
普段から担当者の腕に乗る練習をしていたこと、もともとひとに育てられたためにかなり接近できたことが、今回無事に保護できた要因だと考えています。
また、捜索にご協力いただいたみなさまにも、感謝申し上げます。
しかし、周囲にはカラスやネコなどが多く、アキーゴの命を危険にさらしたことは事実です。
また、天王寺動物園では度重なる事故の発生を受け再発防止の取り組みをおこなっている中、本事案を発生させてしまったことについて、市民のみなさま、そして当事者である動物たちにお詫びしてもしきれません。
今後、引き続き再発防止に取り組んでいくとともに、動物たちには危険がないことはもちろん、より幸せな環境を整備していくために邁進していきます。